子どもがいると、洗濯物の量がとにかく多くて大変ですよね。毎日のパジャマ、バスタオル、服だけでも洗濯機はパンパン。特にシーツや大きな布団を洗った日には「どう干そう…」と悩むこともあります。
そこで便利なのが、昇降式の室内物干し「ホスクリーン」です。
しかし購入前には「本当に必要?」「設置して後悔しない?」と不安になる方も多いはず。
私は6年間、操作棒タイプのホスクリーンを使ってきました。その経験からわかった、後悔しないホスクリーンの選び方を詳しく解説します。
ホスクリーン昇降式とは?後悔しない選び方のポイント
ホスクリーンは、川口技研の室内物干し用商品です。
昇降タイプは、竿を上下に昇降できるのが特徴で、限られたスペースを有効活用できるため人気があります。

私が使用している、操作棒で昇降するタイプは、
- 最大耐荷重は8kg(布団も干せます)
- 竿の両端に重さの目安があり、一目で「あとどれくらい干せるか」が確認可能
重量オーバーの際は、竿の両端にある小窓が赤く変化します。


重量オーバーに気づかず壊れる心配がなく、設置後に後悔しにくい機能です。
高さ調整で後悔回避
物干し竿は上下に昇降できるため、身長や干す場所に合わせて最適な高さに調整可能。
- 子どもにも干す手伝いをしてもらいやすい
- 高い位置に干して部屋干しスペースを有効活用できる
高さ調整できるかどうかは、後で「干すのが大変」と後悔しないために重要です。
操作方法で後悔しないために
ホスクリーンの昇降式には、複数のタイプがあります。また、昇降式以外にも収納可能なタイプもあるので一緒にご紹介します。
| タイプ | 特徴 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 操作棒タイプ | 専用棒で回転させて昇降 | 洗濯物を干したまま昇降可能、棒は取り外せて邪魔にならない | 棒を毎回取り外す手間あり |
| 操作紐タイプ | 紐を引っ張って昇降 | 棒を使わず簡単 | 干したまま昇降不可 |
| 棒+延長コードタイプ | 棒でもコードでも昇降可能 | 使用シーンに応じて柔軟に対応 | 干したまま昇降不可、傾斜天井は不可 |
| スポット型(取り外し可能) | ポールをワンタッチで着脱 | 不使用時は天井がフラット、狭いスペースでも便利 | 昇降式ではない |
| ワイヤータイプ | 棒ではなくワイヤーで設置 | コンパクトに収納、最大荷重10kg | 洗濯物が中心に寄る場合あり |
操作棒タイプ
- 専用の操作棒を回転させて昇降
- 洗濯物を掛けたまま昇降可能
- 棒を取り外せるので邪魔にならない(※昇降のたびに、取り外す必要あり)
子ども部屋や狭い場所でも、干しながら昇降できるのでストレスが少なく、後悔しにくい。
操作紐タイプ
- 紐を引っ張って昇降
- 洗濯物を掛けたまま昇降は不可
干している途中に高さを変えられないため、洗濯物を干してても邪魔にならない家庭にオススメです。
棒+延長コードタイプ
- 棒でもコードでも昇降できる設計
- 使用シーンに応じて柔軟に対応可能
- 傾斜天井には設置不可
- 洗濯物を干したまま昇降はできないため、昇降は干す前後に操作する必要あり
使い方の幅が広く、天井の高さや手の届きにくい場所にも対応できる点が便利です。
室内用「スポット型ホスクリーン」

- ポールをワンタッチで着脱できる設計
- 使用しないときは、天井がフラットになる
- 部屋を広く使えるので、狭いスペースでも便利
固定タイプで昇降式ではありませんが、取り外し可能なため、部屋の有効活用を重視する方におすすめです。
ワイヤータイプの室内物干し
- 棒ではなくワイヤーで設置するタイプ
- コンパクトに収納可能で、使わないときは本体にしまえる
- 最大荷重は10kgで頼りになる
注意点
- ワイヤーなので洗濯物が中心に寄りやすい場合があります
スペースを有効活用したい方や、コンパクト重視の方におすすめです。
電動タイプもあるけど、必要?
ホスクリーン自体に電動タイプはありません(2025年3月時点)が、パナソニックの「ホシ姫サマ」は電動タイプです。
- リモコンで昇降可能
- 竿は伸縮式で2本付き、最大吊り下げ15kg
- 天井直付けタイプで後付け可能
電動のメリット
- 重い洗濯物も楽に昇降
- スムーズで安定感あり
デメリット
- 手動に比べて価格が高い
- 電気工事が必要
- 停電時には使用不可
電動は便利ですが、設置コストやランニングリスクを考えると、本当に必要かどうか検討しましょう。
設置場所とスペースの確認で後悔防止
- 天井に取り付けるため、十分な強度がある下地が必要
- 石膏ボードだけの天井には設置不可
- 下地チェッカーや下地センサーで確認してから購入
「天井が弱くて取り付けできなかった…」と後悔しないために、事前チェックは必須です。
ホスクリーンで後悔しない選び方まとめ
- 操作タイプを選ぶ:
- 洗濯物を干したまま昇降したい → 操作棒タイプ
- 干す量が少ない、シンプルさ重視 → 操作紐タイプ
- 限られたスペースでも使いたい → スポット型(取り外し可能)
- コンパクト重視 → ワイヤータイプ
- 手動か電動か:
- 重い洗濯物が多く、楽に昇降したい → 電動
- コストを抑えたい → 手動
- 設置場所の確認:
- 天井の強度をチェック
- 干す場所や部屋の高さに合ったサイズを選ぶ
6年間使って感じたこと
私は操作棒タイプを6年間使用中。
- 洗濯物を干しながら昇降できるので、子ども部屋でも邪魔にならない
- 自然乾燥派でも、干す場所を増やせるのでとても便利
- いらなければ天井に収納できるので、後悔ゼロ
結論
ホスクリーンを選ぶときは「操作タイプ・電動の有無・設置場所」を押さえれば、後悔せずに快適な部屋干し環境を作れます。


