デスクワークでマウスを使っていると、手首や指がジンジン痛くなることがありますよね。
これは同じ動きを繰り返すことで、手首や指の腱に負担がかかっている状態です。
特に多いのが、手首がねじれたまま操作しているパターンで、この状態が続くと、腱鞘炎につながりやすくなります。
手首は、仕事中だけでなく家事や日常の動作でもずっと使われていて、気づかないうちに負担が積み重なっていきがちです。
結論からいうと、100均サポーターは「軽い対策ならあり・本格的な腱鞘炎には不向き」です。
100均サポーターが向いているのは「違和感レベル・軽い疲れ」の段階です。
すでに痛みが出ている場合は、正直あまり効果は期待できません。
実際に使用してみたので、私の症状と照らし合わせてみてください。
腱鞘炎に100均のサポーターは使える?
私が購入したのはダイソーの手の甲用サポーターです。価格は110円(税込)です。

サイズや売り場について
ダイソーで購入したサポーター「手の甲用」は、サイズはフリーサイズのみでした。
衛生グッズ売り場で、歯ブラシなどの近くに置いており、パッケージには、「手の甲を保温、保護し、負担を軽減」と書かれています。
つまり、そもそも腱鞘炎で使用するためのサポーターではありません。
用途が違うので使えないのは当たり前ですが、「使えればラッキー」と思い、とりあえず試してみました。
手の周りが、約14~17㎝の方向けで、サイズ自体は16㎝×8.5㎝です。
材質はポリエステル65%、ポリプロピレン25%、ゴム10%です。
お肌が弱い人は材質が大丈夫か確認してから使用しましょう。
実際に使ってみた感想
手軽に使えるのはいいのですが、正直なところ「これで手首が楽になる」という感覚はありませんでした。
サイズはフリーサイズ一択でしたが、指の部分はきつくて締め付けられるのに、肝心の手首はゆるく、サポートされている感じはありませんでした。
そもそも腱鞘炎用ではないため、「腱鞘炎のための手首サポーター」として期待するとズレを感じやすいポイントです。

ダイソーのサポーターは目的が違う
完全にダメというわけではありません。
- とりあえず試してみたい
- 軽く温めたい
- 少し動きを制限したい
- 湿布のズレを防ぎたい
こういった用途なら十分使えます。
ただ、しっかり固定したい・痛みが強い場合は専用サポーターのほうが安心です。
「とりあえず100均で試す→合わなければ次の対策へ」という使い方が無駄が少ないです。
腱鞘炎におすすめのサポーター
私が購入したのは、中山式「親指・手首テーピングサポーター」です。

このサポーターの特徴は、サポーター+着脱ベルトという2段階構造なので、自分の症状に合わせて3通りの使い方ができることです。
実際につけてみたところ、親指や手首がサポートされている実感があり、PCの文字入力の際に、なんとなく楽になった気がしました。

価格は1500円前後と100均と比較すると高額ですが、体の負担を考慮すると、高くない投資だと思います。
痛みがある状態なら、安く済ませると余計悪化して、医療費がかさむこともありますので、最初から専用サポーターの方が結果的に安く済むこともあります。
「とりあえず100均」で遠回りするより、早めに専用品にした方が結果的に「身体も楽になる」「出費も少なく済む」ケースは多いです。
サイズはSサイズとMサイズの2種類。細身の女性はSサイズがフィットしてオススメですが、厚めのシップなどを貼るのであれば、サイズを上げてもいいかもしれません。
サイズ一覧はこちらです。
| サイズ | 手首回り | 手囲い |
| Sサイズ | 13-16㎝ | 17-21㎝ |
| Mサイズ | 15-18㎝ | 21-25㎝ |
サイズは男女兼用となります。
私は、手首回り13.5㎝、手囲い19㎝なのでSサイズを選択しましたが、親指に厚めのシップを貼ろうとすると、指の血流が悪くなるため、薄いシップを買いなおして貼るようにしました。
親指が痛い場合は「親指サポーター」
もし手首だけでなく、親指にも痛みがある場合は、やはり親指専用のサポーターが必要です。
なかには、プレートでサポートしてくれるサポーターもあります。私も手首だけでなく、親指にも痛みが出てきたため、こちらのサポーターも気になり始めました。
こちらのサポーターはマジックテープで締め具合を調整できるため、シップを貼ってからでも使用できます。また、メッシュタイプなので蒸れにくい。その為、季節関係なく使用できるのも魅力です。
先ほどの中山式のサポーターと比較すると、「ゴツイ」のが気になるかもしれませんが、固定感はこちらの方がカバーできていると感じます。
柔軟に動かしたいなら「中山式のサポーター」、固定感重視ならば「プレート入りのサポーター」と使い分けると良いでしょう。
100均の低反発マウスパッド(リストレスト一体型)
サポーターだけで足りないと感じたら、次はリストレストがおすすめです。
リストレストは手首の高さを支えてくれるので、手首の角度が自然になり、無理な力がかかりにくくなります。
しかし、私が行ったダイソーには「リストレストのみ」は販売されていませんでした。過去にはリストレストのみの販売があったようなので、詳しくはお近くの店舗で聞いてみるとよいと思います。

実際に使用してみると、私の使用しているマウスの組み合わせだと、少し高さが低い印象です。好みの問題かもしれませんが、私はもう少し高い方が楽だなと感じました。その為、マウスパッド部分を切り取り「リストレスト」のみで使用しています。

- 手首が浮かない → 筋肉の緊張が減る
- 角度が安定 → 無理な曲がりを防げる
- 長時間作業がラクになる
手首が浮いたまま操作すると、それだけで負担が増えやすくなります。
逆に、ここを支えるだけで一気にラクになる人も多いです。
もし、高さが合わないようであれば、100均でもタオルやクッション素材で代用できますし、実際それだけでもかなり変わります。
100均のキーボード用リストレスト
手首の負担はマウス操作だけでなく、キーボード入力でもかかります。
ダイソーにはマウスだけでなく、キーボード用のリストレストもあるので、併せてチェックするのがオススメです。
フルキーボードに使用すると、幅が少し足りませんがテンキーをあまり使用しない人には問題ありません。
サイズは約30㎝×7㎝×1.5㎝です。

インターネット上の口コミをチェックすると、テンキーなしのキーボードだと横幅がちょうどいいという声もありました。
家事中の対策|水仕事でも使えるサポーター
家事の中でも特に負担が大きいのが、水仕事です。
食器洗いや掃除などで手首を使い続けると、気づかないうちに負担が積み重なります。
実際に私も、マウス操作だけが原因だと思っていましたが、それだけではありませんでした。
洗い物や日常の動作でも手首を使う場面は多く、「これじゃ治らないよな」と感じたポイントです。
一般的なサポーターは、デスクワーク中の使用を想定しているものが多く、水に濡れると使いにくいのがデメリットです。
そのため、水仕事が多い場合は、防水タイプや水に強い素材のサポーターを選ぶと使いやすくなります。
例えば、シリコンやゴム素材のサポーターであれば、水に濡れてもそのまま使用できます。
洗い物のときだけ装着するなど、使う場面を分けるのもひとつの方法です。
ただし、防水タイプは通気性が低く、蒸れやすい点には注意が必要です。
長時間つけっぱなしにするのではなく、作業が終わったら外すようにすると快適に使えます。
腱鞘炎対策|サポーターとリストレストの違い
- サポーター → 手首を“締める・保護する”
- リストレスト → 手首を“支える・休ませる”
この2つは役割が違うので、組み合わせて使うと相性がいいです。
腱鞘炎対策におすすめのマウス(エルゴ・トラックボール)
もう一歩ラクにしたいなら、マウス自体を見直すのもありです。
エルゴノミクスや、トラックボール付きマウスなど、実は様々な選択肢があります。特に「腱鞘炎 マウス」で検索している人は、ここでつまずいているケースが多いです。
- エルゴノミクスは、腕のねじれを軽減
- トラックボールは指の負担を軽減
この違いを知らないと、どれを選べばいいか迷いやすくなります。
エルゴノミクスは「腕が痛い人向け」、トラックボールは「指や親指が痛い人向け」です。
つまり、どちらを選ぶかは、「どこが痛いか」で判断すると失敗しにくくなります。
エルゴノミクスマウス
エルゴノミクスマウスの特徴は腕のねじれを軽減させることです。
一般的なマウスだと、常に腕がねじれた状態の為、長時間使用すると痛みが出ることがあります。一方で、この縦型の形状だと腕に負担がかかりにくくなります。

「腕が痛い」と感じる方は、このマウスで改善する可能性があります。
実際に、「腕の痛み」で悩んでいた時にこちらのマウスに変えると、腕への意識が減った気がします。しかし、使い慣れない形状の為、慣れるまで苦痛に感じる人もいます。
ケンジントントラックボール
「腕よりも親指が痛い」状態で、親指の負担を減らしたい人には、ケンジントンのトラックボールもおすすめです。このデバイスはマウスと同じように入力が可能です。
- 左右どちらの手でも使える
- 親指への負担が少ない
- 手首のねじれをさらに減らせる
マウスのように本体を動かす必要がないため、腕に負担がかかりにくくなっています。
親指をあまり動かさずに操作できるので、結果的に使う頻度が減った感覚があります。
また、利き手が腱鞘炎になっても反対の手で入力できるので、万能に使いやすいです。
「手首をほぼ動かさずに操作できる」という点も、腱鞘炎対策として大きなメリットです。

ただし、こちらはエルゴノミクスマウスよりもさらに使い方に特徴があるため、慣れるまでしんどいでしょう。価格も高額なため、お試しで中古で購入し、気に入れば新品を買うなどの方法をとると安心です。
体験談│マウスを変えても使い方が悪いと痛い
私は一般的なマウスを使っていたときは、腕全体がねじれて手首が痛くなりました。
そこでエルゴノミクスマウス(縦型)に変えたところ、腕は楽になったのですが、今度は親指や手の付け根に負担がかかって痛くなった経験があります。
最終的には、ケンジントンのトラックボールに落ち着いていますが、そもそも「姿勢が悪い」のがこの元凶となっています。
つまり、マウスの形だけで腱鞘炎は防げないということでした。
姿勢の改善を行わない限り、どれだけいいデバイスを使用しても、どこかしらに影響が出るため、姿勢改善も並行して行う必要があります。
腱鞘炎を防ぐために大事なこと
どのマウスでも共通して大事なのは
- 手首のねじれを減らす
- 無理に曲げ続けない
- 動かしすぎない
- 休憩タイミングを作る
この4つを意識するだけでも、負担はかなり変わります。
また、複数のデバイスをローテーションすると、一部に負荷がかかりっぱなしにならない為、痛みを軽くできる可能性もあります。
Q&A│よくある疑問
- Qサポーターは一日中つけていい?
- A
締め付けすぎると逆効果になることがあります。作業中だけ使うなど、時間を区切って調整するのがおすすめです。
- Q何から始めればいい?
- A
症状が軽い場合は、まず100均のグッズで試し、合わなければリストレストやマウスの見直しへ進む流れが、失敗しにくく無駄もありません。
- Qエルゴノミクスとトラックボール、どちらを選べばいい?
- A
「腕や手首が痛い」ならエルゴノミクスマウス、「親指や指が痛い」ならトラックボールが向いています。どこが痛いかを基準に選ぶと失敗しにくいです。
- Qトラックボールは初心者でも使いやすい?
- A
慣れるまでに時間がかかるのが正直なところです。いきなり新品を買うより、中古で試してから判断するのがおすすめです。
- Q痛みがひどい場合はどうすればいい?
- A
セルフケアで改善しない場合は、早めに整形外科や手外科を受診してください。放置すると悪化することがあります。
まとめ
腱鞘炎対策で大切なのは、高価な道具を揃えることよりも、負担を減らす使い方を身につけることです。
この記事の流れを簡単に振り返ると、
- まず試すなら:100均のサポーターやリストレスト
- 痛みがある程度強いなら:中山式などの専用サポーターへ
- マウス自体を見直すなら:腕が痛い→エルゴノミクス、指が痛い→トラックボール
- どの道具を使っても:姿勢・休憩・手首の角度の意識が一番大事
さらに補足として、100均サポーターは軽い違和感や温め程度には十分使えるが、痛みが出ている場合は専用サポーターやマウスの見直しが確実な対策です。
「まず100均で試す→合わなければ次へ」という流れが、結果的に無駄が少なくおすすめです。
デバイスを整えるだけでなく、姿勢そのものを見直すことも腱鞘炎の根本的な対策につながります。無理に我慢せず、自分に合う方法を少しずつ見つけていきましょう。
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