先日セリアで、「アリ観察ケース」を購入したのですが、その時に一緒に売っていた「ダンゴムシ観察迷路」も購入してみました。

「ダンゴムシを観察して楽しいの…?」と疑問に思いながら購入。しかし、実際に実験してみると、今まで気持ち悪いと思っていたダンゴムシが、面白く見えてきたので紹介したいと思います。
セリアの「ダンゴムシ観察迷路」とは?

ダンゴムシの秘密が分かるダンゴムシ観察迷路。

アクリル製で、右下に「スタート」、左上に「ゴール」があります。


ダンゴムシは、スタートからゴールまで迷わず行けるみたいなのですが、実際どうなんでしょうか?
なぜダンゴムシは、迷路でもゴールに行けるのか?

ダンゴムシは、曲がり角があると右左と交互に曲がる生き物らしく、これを交替制転向反応といいます。
交互に曲がれるなんて可愛いと思うのは私だけでしょうか?

人間の私でも右左連続で曲がってたら「次どっちだっけ?」ってなるのに、ダンゴムシが分かるなんて凄くないですか?
そんなわけで、早速実験してみたいと思います。
「ダンゴムシ観察迷路」にダンゴムシを入れてみる
早速、ダンゴムシを入れてみました。

スタートの位置に入れると、しばらくは丸まっていましたが2分ほどたつと、広がり歩き始めました。
その後、めちゃくちゃ速くゴールまで走りました!

あまりに、速すぎて写真取れませんでした。。
ということで、再チャレンジ!!
右下がスタートで、左上がゴールです。

スタートから出発して順調に進みます。

ここも、迷わずクリア!

壁づたいに歩きます。

若干迷ってる?不安そうにノロノロ。。

やっぱり不安だったのか、道を間違えてしまいました!
絶対交互に曲がるわけではないようです。

娘がもとのコースに戻してリスタート!

最後はゴールまで頑張ってくれました!
「ダンゴムシ観察迷路」は自由研究にオススメ
今回ダンゴムシを3回迷路に入れてみましたが、迷わずにゴールしたのは、はじめの一回だけでした。

交替制転向反応はどうした!?
と、思いましたが、生き物だからこそ教科書通りにはいかないみたいですね。ダンゴムシの行動は予測不能で、そこがまた面白いです。身近な生き物も、観察すればするほど奥深い個性があることが分かりました。
普段は「気持ち悪い」と思うダンゴムシも、このダンゴムシ観察迷路で迷う姿が可愛く見えたから不思議です。
色んなダンゴムシを入れてみて、何匹がスムーズにゴール出来るのか?などを調べると面白いですよね。
また、ワラジムシもダンゴムシと同様に交替制転向反応がみられるので、比較してみると楽しいかもしれません。
セリアのは蓋が付いてないので、ダンゴムシを飼育するのは難しいのですが、蓋付きのタイプなら飼育もできますよ。
今年の夏は、身近なダンゴムシやワラジムシで楽しんでみてください。子供の自由研究にもオススメです。
