暑い夜、寝苦しさで子どもがなかなか寝付けないと、親も心配になりますよね。「できるだけ電気代を抑えながら、快適な睡眠環境を整えたい!」そう考えている人も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな悩みを解決する夏の快眠アイテムとして、100均(ダイソー、キャンドゥ、セリア)で手に入るアイスマクラ・氷枕、その他のひんやりグッズを徹底解説します。
特に、コスパの良いダイソーの「ソフトアイスマクラ」を詳しくご紹介します。一般的な「氷枕」と同様に頭を冷やす目的で使えるので、寝苦しい夜にピッタリです。
また、「アイスノン」などの市販のアイスマクラや氷枕にも使える100均のカバー代用品や手作り方法についても解説します。
その魅力や使い方、さらにはアイスマクラや氷枕以外の夏の快眠グッズまで、快適な夏を過ごすための情報が満載です。
ぜひ、この記事を参考に、家族みんなで今年の夏を乗り切りましょう!
ダイソーのアイスマクラを徹底解説!
夏の寝苦しい夜に大活躍するのが、ダイソーのアイスマクラです。ここでは、定番の「ソフトアイスマクラ」と「クールピロー」を詳しくご紹介します。
「氷枕」と聞くと、昔ながらの氷と水を入れるゴム製のタイプを想像する方もいらっしゃるかもしれません。残念ながら、その昔ながらの氷枕は、現在ではほとんど店頭で見かけることがなく、流通の数自体が少なくなっています。
しかし、ダイソーのジェルタイプアイスマクラは、昔ながらの氷枕と同じように頭や体を効果的に冷やしてくれます。夏の暑さ対策や急な発熱の時にも氷枕同様に大活躍してくれます。タイプが異なりますが、手軽で使いやすいのが特徴です。
ソフトアイスマクラ
夏の寝苦しい夜に大活躍するのが、ダイソーの「ソフトアイスマクラ」です。毎年人気の定番商品で、2025年も変わらず220円(税込)で販売されています。110円商品ではないので注意が必要ですが、この価格で得られる快適さはまさに「コスパ抜群」!

ソフトアイスマクラの魅力3選
ダイソーの「ソフトアイスマクラ」が多くの人に選ばれるのには、3つの大きな魅力があります。
まず、ジェルがたっぷり入っており、朝までひんやり感が持続する点です。
内容量は1000gとたっぷりで、サイズは横約27cm × 縦約17cmです。


見た目は保冷剤のようですが、一般的な保冷剤よりも大きく、朝までひんやり感が続く持続性の高さが最大の魅力です。
冷凍庫で5時間以上冷やすのがおすすめです。



次に、凍らせてもカチカチにならないソフトタイプであることです。、硬くならないため頭の形にフィットしやすく、「凍って寝にくい」といった不快感が少ないです。子どもも嫌がらずに使ってくれるはずです。
一般的な氷枕のようにゴツゴツせず、やさしい感触が特徴です。そして、繰り返し使えて経済的な点も挙げられます。
アイスマクラなので、もちろん繰り返し使え、今年の夏だけでなく、来年以降も長く愛用できます。夏の電気代節約にも貢献してくれる、家計に優しいアイテムです。
ソフトアイスマクラの使用上の注意点と長持ちさせるコツ
ダイソーのアイスマクラはビニール素材のため、引っかきには少し弱いかもしれません。
念のため、万が一ビニールが破れても周囲が汚れることがないよう、ビニール袋に入れて使うとより安心して使えます。特に子どもが使う場合はおすすめです。
また、直接肌に触れると冷たすぎるため、必ずタオルやカバーを巻いて使用するようにしてください。これは、ゴム製の一般的な氷枕を使う際と同様の注意点です。
ソフトアイスマクラ、どこで買える?売り場は?
店舗によって置いている場所が異なりますが、私が探した際は、綿棒や包帯などの衛生用品売り場にありました。
別の店舗では季節もののコーナーにあったという情報もあります。もし見当たらない場合は、店員さんに確認してみてくださいね。
ちなみに、ダイソー系列の「THREEPPY(スリーピー)」でも、過去には可愛らしいデザインのひんやりグッズが販売されていました。

2025年の販売状況は未確認ですが、もしお近くに店舗がある場合は、そちらも覗いてみると新たな発見があるかもしれません。
ダイソーの「クールピロー」
⚠️【ご注意】過去の販売情報に基づいています。2025年の正確な販売状況は、お近くの店舗でご確認ください。

ダイソーで販売されている、透明なジェルの中に星のラメが入ったおしゃれなクールピローです。
パッケージには「LET’S TAKE A BREAK TIME」と書かれており、「冷やしても凍らないタイプ」と明記されています。価格は220円(税込)で、サイズは縦約17cm×横約25cmです。

凍らせてもカチカチにならないソフトタイプなので、寝苦しい夜に頭や体を優しく冷やすのに適しています。こちらも、手軽な氷枕として活用できますね。
ダイソーのアイスマクラには専用カバーがある?「アイスノン」にも使える代用品や手作りも!
「アイスノン」などの市販の物をお使いの方や、ダイソーのアイスマクラに合うカバーを探している方もいらっしゃるかもしれません。
残念ながら、2025年現在、ダイソーでは「アイスノン」専用カバーやソフトアイスマクラ用の専用カバーは見当たりませんでした。そのまま肌に触れると冷たすぎるため、タオルなどを巻く必要があります。
しかし、専用のカバーがない場合でも、汎用的なアイスマクラ・氷枕カバーの代用品や、100均グッズを使った手作りで対応することが可能です。
例えば、100均で販売されている一般的な枕カバーが手軽な代用品になります。 様々な素材やデザインがあるので、お好みのものを選んでみましょう。冷たさを直接感じずに済む、一番簡単な方法です。
市販のアイスマクラ・氷枕カバー4選
サラサラ快適!アイスマクラ・氷枕用メッシュカバー
メッシュカバーのみで販売されています。メッシュ素材は通気性が良く、肌触りもサラサラで快適ですよ。 アイスノンがちょうど入る31 x 25 x 23 cmです。価格もリーズナブルです。
保冷効果アップ!アルミ生地カバー
内側がアルミ生地になっているため、さらに保冷効果を高めてくれます。サイズは32cm×23cm×1.5cmです。ダイソーのアイスマクラはもちろん、「アイスノン」などの市販品にも使用可能です。
水滴吸水タイプでベタつき知らず
水滴を吸収するタイプは、顔や頭が水滴でベタベタになるのを防ぎます。2色セットなどもあり、家族で色分けできるのも便利です。洗濯機で洗えるタイプだとお手入れも楽ですよ。
サラサラ快適!メッシュカバー付きアイスマクラ
アイリスオーヤマからは、メッシュカバー付きのアイスマクラも販売されています。メッシュ素材は通気性が良く、肌触りもサラサラで快適ですよ。
100均グッズでできる!アイスマクラ・氷枕カバーの手作り方法
「子どもの好きな柄の生地で作ってあげたい」「手軽にカバーを準備したい」という場合は、100均のガーゼタオルを使って手作りするのがおすすめです。ミシンがあれば意外と簡単に作れますよ。
アイスマクラ・氷枕カバーの材料
- ガーゼタオル(セリアの28×70cmなど、アイスマクラや氷枕が入るサイズ)
- 糸
- 針(ミシンがあればより早く簡単にできます)
- (縫うのが面倒な方向け)裁ほう上手(ボンド)
アイスマクラカバーの手作り手順
①タオルの両端を折って縫う
まず、枕のサイズに合わせるため、ガーゼタオルの両端を4cmほど折って縫います。縫うのが面倒な方は、裁ほう上手を使うのもおすすめです。

ちなみに、高さは22cm位になります。
②袋状にして裏返す
次に、裏返して縫い合わせます。

このとき、横からアイスマクラ・氷枕を出し入れできるように、左右のどちらか一方は縫わないでおいてください。このように袋の状態にして、裏返せば完成です!


難しいかな?と思われがちですが、ミシンがあれば、意外と早く簡単に作れます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
他の100均アイスマクラ・氷枕&ひんやりグッズを比較!
⚠️【ご注意】ここで紹介するキャンドゥとセリアの商品は、過去の販売情報に基づいています。2025年の正確な販売状況は、お近くの店舗でご確認ください。
キャンドゥのアイスマクラ・氷枕&ひんやりグッズ
キャンドゥでは、「アイスマクラ」という名前ではないものの、代用できる商品がいくつかあります。
アイスピロー(凍結タイプ)

中央にシロクマの絵が書かれた可愛らしいデザインで、日本製なのが嬉しいポイントです。
容量800gで110円(税込)とコスパも良いですが、「※凍らせると固くなります」と明記されているため、枕として使うには工夫が必要です。
寝苦しい夜に体を冷やす補助として活用するのがおすすめです。凍結時間は約8時間ほどです。
ベストクール(保冷剤としても使える)

こちらもシロクマの絵が可愛いデザイン。
「寝苦しい夜に」と寝ている絵が書かれており、保冷剤としても使える多機能タイプです。容量800gで110円(税込)。日本製です。
凍らせると固くなる可能性があるので、枕として使う場合はタオルなどで包んで調整しましょう。こちらも凍結時間は約8時間ほどです。
アイスクッションピロー(部分ジェルタイプ)

価格550円(税込)。上部(ラメ入り)がジェル、下部がウレタンになっており、アイスマクラと枕が一体化したようなイメージです。サイズは25cm×17cmです。
ただし、ほかのソフトタイプと比べるとジェルの量が少ないので、ひんやり感を重視するなら物足りないかもしれません。見た目が非常に可愛いのが特徴です。
保冷用ピロー

価格440円(税込)。サイズが約17cm×25cmなので、大人が使うと小さく感じるかもしれませんが、可愛いシマエナガの絵柄がついているので、子どもが使うのにちょうど良いです。小さめの氷枕としても活用できます。
大きめのアイスマクラ(ロゴ・シマエナガデザイン)


サイズ約20cm×30cmで、大人も使いやすい大きさです。冷蔵庫で3時間以上冷やしてから使用できます。デザインは、ロゴデザイン(グリーンのジェル)とシマエナガデザイン(ブルーのジェル)の2種類がありました。
特にシマエナガデザインは可愛らしい見た目です。持ち上げるとフニャンと柔らかいです。こちらも、一般的な氷枕のように頭や体を優しく冷やすのに適しています。

接触冷感ピローパッド

アイスマクラカバーの代用品として使える接触冷感素材のパッド。サイズが20cm×30cmなので、今日紹介したアイスマクラにある程度合いそうです。広げると無地のキルティング生地です。可愛い子ども向けの柄が入ったものもありましたよ。

小さめのアイスマクラ(25cm×17cm)では少し大きかったのですが、それ以外は問題なく使えそうです。このパッドだけだと不安なので、この上からタオルなどを巻くと、タオルだけよりズレにくくなりそうです。
セリアのアイスマクラ・氷枕&ひんやりグッズ
セリアでは「アイスマクラ」という名称の商品は見当たりませんでしたが、小さめのひんやりグッズが販売されています。どちらも衛生用品コーナーに置かれていることが多いようです。
やわらかクールチャージ

大きめの保冷剤のような見た目で、外袋はなくそのまま販売されています。サイズ約23.2cm × 13.7cm、内容量400gで日本製。
冷凍庫で2時間以上冷やしてから使用します。通常のアイスマクラより小さいため、枕としては物足りないかもしれません。
抱きしめて寝るなど、暑さ対策の補助として使うのがおすすめです。小さめの氷枕としても手軽に使えそうです。
アイスジェル(冷温両用)

冷温両用タイプで、夏は保冷剤、冬はカイロとして一年中使えます。
サイズ約15cm × 20cm、容量250cc。
外袋から出すと青いシンプルな保冷剤です。

冷蔵庫で保管する際は、他の保冷剤と混ざらないよう注意が必要です。
冷やして使う場合:冷蔵庫または冷凍庫で2時間以上冷やします。この場合、冷たい氷枕として活用できます。
温めて使う場合:電子レンジ対応容器に水300ccとアイスジェルを入れ、電子レンジ(500-600W)で3分ほど加熱します。
本体に温め方などの記載がないため、捨てずに外袋を保管しておくことをおすすめします。
赤ちゃん用保冷まくら
赤ちゃん用の保冷まくらもありました。

11.5㎝×14.5㎝で、頭を置きやすいようにドーナッツ状の形になっています。
ジェルの量も多すぎないので、冷たくなりすぎなさそうですね。
直接頭に触れないよう、タオルなどを敷いて使用してください。
100均ひんやりグッズ:アイスマクラ・氷枕と併用でさらに快適!
⚠️【ご注意】ここで紹介するダイソーのひんやりグッズは、過去の販売情報に基づいています。2025年の正確な販売状況は、お近くの店舗でご確認ください。
アイスマクラや氷枕と合わせて使いたい、100均で買える便利なひんやりグッズをご紹介します。
アイスリング/クールネックリング(ダイソー)


首にかけるタイプのアイスリングは、24℃以下や28℃以下で自然に凍結し、繰り返し使える優れもの。
ダイソーでは550円(税込)で販売されており、S/Mサイズ、ホワイト/ネイビー、パープル/グレーのリバーシブルタイプもあります。売り切れになりやすい人気商品なので、早めにチェックしましょう。

側面から見てもリバーシブルタイプなので性別問わず使いやすいです。
クールエアマットとクールジェルマット(キャンドゥ)

冷蔵庫で冷やさなくても触るとひんやりするジェルマット。夜寝る時に背中に敷くタイプで、薄手なので違和感なく使えます。
価格は220円(税込)です。
似ている商品で「クールエアマット」という商品も110円(税込)で販売されています。

外装を開けると中身はシンプルなデザインです。

冷感敷きパッド(ダイソー)

マットレスにかけるタイプの敷きパッド。触るとひんやり冷たくて気持ちよく、寝汗をかきやすい子どもにもおすすめです。
シングルサイズ(100cm×205cm)で1100円(税込)。
ダイソーには「ひんやり冷感敷きパッド」(より冷たい)と「冷感敷きパッド」(770円)の2種類があります。
肌触りがツルツルしているため、購入前に触って確認することをおすすめします。色はグレーとブルーの2色展開で、どんな部屋にも合わせやすいでしょう。
素材は表生地がナイロン46%、ポリエステル45%、ポリウレタン9%。中わた・裏生地がポリエステル100%です。

同じ「ひんやり冷感」シリーズでマクラパッド(40cm×50cm)もあり、併用するとさらに快適です。
アイスマクラ・氷枕選びのポイントをおさらい!
ダイソーのアイスマクラも良いですが、ご家庭に合ったアイスマクラや氷枕を選ぶために、いくつかポイントをご紹介します。
サイズ感
それぞれの頭の大きさに合ったサイズを選ぶことが大切です。
- 未就学児:約15~20cm × 20~25cm
- 小学生~大人:約20~25cm × 25cm~30cm 上記はあくまで目安ですが、使う人の体格に合わせて選びましょう。
寝心地
中のジェルの量や、アイスマクラの外側の素材によって寝心地が変わってきます。
- ジェルの量: ジェルが多めのものは冷感の持続時間が長い傾向にありますが、少なめの方が柔らかく感じられることもあります。
- 素材の強度: ダイソーのアイスマクラはビニール製ですが、市販のアイスマクラや氷枕はもう少し強度の高い素材で作られていることが多いです。耐久性を重視するなら素材にも注目です。
保冷時間と冷凍時間
- 冷凍時間: 「冷やすのに必要な時間」です。急な寝苦しさに備えて、冷凍時間が短いものを選ぶと、いざという時に困りません。
- 保冷時間: 「冷感を保てる時間」です。寝苦しい夜には、できるだけ保冷時間が長いものを選ぶと、朝までぐっすり眠りやすいでしょう。
アイスノンで14時間の保冷時間(※使用環境による)の商品もありました。
使用する温度、状況によっても変わりますが、通常のタイプより持続性はありそうです。
ただし、サイズは4.5 x 35 x 18.5 cmですので、先述の枕カバーではサイズが合いません。
Amazonのレビューを見た限りでは、タオルを巻いて使用している方が多い印象でした。
アイスマクラ・氷枕だけでは物足りない!夏の快眠グッズ
「アイスマクラや氷枕だけじゃまだ暑い!」と感じる日もありますよね。そんな時は、最新の快眠グッズをプラスするのもおすすめです。
最近は、寝具にファンが搭載されており、熱や湿気を効果的に排出してくれるアイテムが登場しています。
例えば、「風眠」はマット内部に風が流れることで、寝具内の熱や湿気を外へ逃がしてくれます。セット内容は、マット、ケーブル、コントロールボックス、収納袋、シーツと充実しています。
また、「SOYO」もファン付きで、専用シーツカバーや枕パッド、アロマパッド(5枚)、ACアダプターがセットになっています。アロマの香りでリラックス効果も期待できますね。
これらのファン付き寝具は、エアコンと併用することで、より快適な睡眠環境を作り出してくれます。
まとめ:100均グッズで快適な夏を!
これからの季節、アイスマクラや氷枕は寝苦しい夜を快適に過ごすための強い味方です。特にダイソーの「ソフトアイスマクラ」は、220円(税込)という手頃な価格ながら、冷感の持続性も長くコスパ抜群。凍らせてもカチカチにならないので、子どもから大人まで使いやすいでしょう。
また、ダイソー以外にも、キャンドゥやセリアでは過去に様々なひんやりグッズが販売されていました。
今年の販売状況は各店舗でご確認ください。アイスマクラや氷枕と冷感敷きパッド、アイスリングなどを上手に活用すれば、エアコンに頼りすぎずに涼しく過ごすことができますよ。
ぜひ、今回ご紹介した情報を参考に、子どもだけでなく家族みんなで快適な夏の夜を過ごしてくださいね!