不登校の子どもにとって、クラス替えやの環境の変化は、大きな転機です。
「クラスや学校が変わったら、さらに不登校にならないかな?」
と保護者は心配になることもあります。

私も、不登校気味の息子がいるので不安です。
この記事では、不登校の子どもがクラス替えによって、どのような影響を受ける可能性があるのか?
そして、その不安をどう乗り越えればいいのか?調査しました。
クラス替えが不登校児に与える影響とは?

クラス替えは、不登校の子どもにとっても大きな変化です。
不登校の原因によって良くも悪くも影響が出ることがあります。
クラス替えによって、新しい人間関係の構築、学習環境の変化、そして自己肯定感への影響など、多岐にわたります。

大変なことが多いのは事実ですが、クラス替えは決してネガティブな事ばかりではありません。
新しい出会いや経験は、子どもを成長させてくれる機会になります。
この機会を良い方向に活かしたいですよね!
クラス替えと不登校の関係は
クラス替えと不登校には、複雑な関係があります。
クラス替えが不登校のきっかけになることもあれば、逆に不登校からの再スタートの機会となることもあります。

友達関係をリセットしたい子にとってはチャンスになります。
そもそも、クラス替えはなぜ必要?
クラス替えをする目的は、これまでの人友人関係のグループから、新たな友人関係を築くために行われます。
同じクラスメイトで長期間過ごすと、人間関係が固定化され、新しい友人関係を作るタイミングが難しくなることも。
その為、一つのきっかけとしてクラスのメンバーを変えて、新たな友達関係を築けるようにします。
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不登校児はクラス替えをどう思う?
どう感じるのかは、不登校の理由にもよります。
友達関係やいじめなどに悩んで不登校になってた子だと、新たな良いきっかけになる可能性が高いです。
しかし、それ以外の理由で不登校だった子からすると、環境が変わるため不安要素が大きくなるかもしれません。

息子は全く学校に行けなかったときでも、「仲の良い友達と離れたら嫌だな…。」と不安そうでした。
結果的に同じクラスになれましたが、違うクラスになってたらさらに不登校が長引いてたかもしれません。
仲良しの友だちと離されることの影響は

子どもが、仲良しの友達と離れることは、大きな影響があります。
考えられる影響は、心理的なものから社会的なものまで様々です。
心理的影響
まず、仲の良い友達と離れてしまうと、喪失感や悲しみを感じることがあります。
「新しい友達できるかな…?」と不安な気持ちでいっぱいになることも。
特に、人見知りをする子どもや、新しい環境に慣れるのに時間がかかる子どもにとっては、大きなストレスになります。

友達がいないと、余計に不登校になる可能性も…。
社会的影響
また、仲の良い友達が同じクラスにいないことによって、「学校への抵抗感」がさらに増す可能性があります。
コミュケーションが難しい子どもだと、どのように友達を作ればいいのか不安で、人間関係を築くのに消極的になってしまうかもしれません。
また、精神的なダメージや不安から、不登校が長引く可能性も出てきます。

不登校の子どもにとっては、仲の良い友達はとても大事な存在です。
先生にクラス編成の要望を出しても大丈夫?
先生に、クラス編成の要望を出すことは可能です。
特に、クラスの友達関係が原因での不登校であれば、要望は出した方がいいでしょう。

私も、先生に相談した経験があります。
しかし、先生方も不登校の子だけの為にクラスの編成を考えているわけではないので、要望が必ず通るとは限りません。
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新しくクラスメイトとの関係を築ける?
一番の問題が、友達関係です。
仲良し友達と一緒なら心強いですが、友達関係がリセットされた状態だと、友達を作るのが大変です。
少しづつでいいから、打ち解けれるように、学校や家でサポートしてあげましょう。
また、何か好きなことがあれば、そこを切り口に仲の良い友達ができる可能性もあります。
得意なことや好きなことがあれば、担任の先生に伝えておくといいかもしれません。
クラス替えを乗り越えるためのヒント

クラス替えで不安なときは、家でもサポートはもちろんですが、子どもの「心の拠り所」を作ってあげるのも大事です。
学校以外の生活で「心の拠り所」があると、自己肯定感が少しづつ高まっていきます。
好きなことの延長線で「習い事」を始めてみると、子どもの居場所が出来るかもしれません。

実際にゲーム・PCが好きな息子にプログラミングを習わせたら、しっかりとハマりました。
学校は行かなくても、習い事だけは休まずに行きました。
何も好きなことが見つかってないのであれば、フリースクールやオンライン個別指導もいいと思います。
人との交流があると、そこから自分の好きなことを見つけることが出来るかもしれません。
オンライン個別指導では、親も相談が出来るので、子どもの居場所づくりと親の心のサポート、両方を担ってくれます。
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また、専門家やカウンセラーへの相談もヒントが見つかるキッカケになります。

実際に相談する前は、「どうせ相談したって変わらないでしょ」と思ってましたが、色々な立場の人の意見を聞くのは大事なことだと分かりました。
新学校は、何か不安要素が多いですよね。
子供も親も悩んで「沼」にハマってしまう前に、心の居場所を探せると安心できますよ。