「不登校なのに、行事だけ参加するのはナゼ?」
不登校なのに学校行事だけに来る子は「ずるい」と感じる人もいます。
けれど実際は、行事だけ参加するのは“楽をしている”からではありません。多くの場合、行事は「精一杯できる範囲の挑戦」であり、本人なりの限界で学校とつながろうとしています。
どのような気持ちで行事だけ参加しようとするのか?また周囲の子どもや兄弟に「ずるい」と思われるのはなぜなのか?調査してみました。
不登校はずるい?その理由を調査

不登校となると「ずるい」と思われることもありますが、不登校はズル休みしている訳ではありません。例えば、学校が苦手とか、友達の関係がうまく行かない、勉強が苦手など様々な理由があります。
しかし、不登校の子が行事の時だけに来ると「なんで行事には来るの?」と感じる人もいます。
しかし、彼らにも理由があり、行事は特別な日なので「頑張って参加したい」と勇気を出して登校している事が多いです。
ただし、毎日登校している子どもから見ると、行事の準備などは自分たちが頑張っているのに、「行事の本番だけくる」という行動は、「ずるい」と感じます。
準備が面倒だけれど、頑張って準備しているのに、「楽しい行事だけ参加」すれば、他の子どもが「ずるい」と感じるのは当然かと思います。
不登校なのに行事だけ来るのはナゼ?
不登校の子が行事にだけ参加するのは、理由があります。
まず、行事は普段の勉強する授業とは異なり、イベントとして捉えていることが多いです。
そのため、普段は学校に行けなくても、「イベントごとは参加したい」という気持ちが湧くのかもしれません。

実際に不登校の息子は、運動会や修学旅行などは行っていました。
本人は「行事くらいは行けないとダメでしょ」と自分で言いながら、学校へ向かっていましたが、行事すら行けない時もあったので、本人の中では精一杯頑張ってたんだと思います。
不登校の子どもたちも、実は友達と楽しい時間を過ごしたいと思っています。
行事のような特別な日であれば、少しだけ前向きな気持ちになれたり、「やってみよう」と思えたりすることもあります。
行事の中で何か一つでもやり遂げられると、それは本人にとって大きな成功体験になります。
そのため、不登校の子どもにとって行事は、無理のない形で成功体験を積み重ねられる大切な機会でもあります。
「ずるい」と感じたとき、親ができる視点
兄弟はどう感じている?
不登校の兄弟を持つ子は、嫉妬やモヤモヤした気持ちを抱きやすくなります。
自分は毎日学校に通って頑張っているのに、行事だけ参加する姿を見ると「ずるい」と感じてしまうからです。
学校に行ける子どもだって、本当はたまには休んで家で過ごしたいと思うこともあります。
そのため、「ずるい」と感じるのは、毎日頑張っている側として自然な感情であり、責められるものではありません。
一方で、不登校の子どもたちも、学校に行きたい気持ちがあっても行けない状況にあります。
だからこそ、どちらか一方を否定するのではなく、お互いの立場や気持ちを理解しようとする思いやりが大切になります。
不登校の子を抱える親の悩み
不登校を抱える親の悩みは、本当にさまざまですよね。
なかでも一番大きいのは、子どもの将来に対する不安ではないでしょうか。
学校に通えないことで、勉強についていけなくなるだけでなく、集団の中で過ごす経験が積めないことも心配になります。
たとえ不登校の状態から登校できるようになったとしても、学力や集団に入る力が身についていなければ、将来きちんと社会生活を送れるのだろうかと不安は尽きません。
正直、進学や就職のことを考えると、不安ばかりが重くのしかかります。
また、周囲の目が気になることもあります。
先生や周囲の人は優しい言葉をかけてくれるものの、「本心ではどう思っているのだろう」と疑心暗鬼になってしまうこともあります。
さらに、同じような状況の人を見つけられないと、相談相手がいなくなり、悩みを一人で抱え込んでしまいがちです。
加えて、子どもとのコミュニケーションの難しさも大きな悩みのひとつです。
不登校の子どもは、親との会話を避けてしまうこともあります。
コミュニケーションが大切だと分かっていても、子どもが心を開いてくれなければ、会話そのものが成り立ちません。
このような状況が続くと、親自身も「どう対処すればいいのか分からない」と感じてしまいます。

実際に不登校の息子は、部屋にこもり、家族のことを無視することがありました。
原因を聞くとは「自分でも分からないけど、何も話したくなかった。」と苦しんでいたようですが、無視されるのは親としては精神的にかなりキツイですよね。
最後に、親自身のメンタルも重要なポイントです。
子どもの状況により親のサポート方法も変わるので、それに対応するのに日々疲れてしまいます。
親も心のよりどころを見つけると、メンタルが安定するかと思うので、自分に合った専門機関など相談できる窓口を探してみましょう。
親子の関係をどう築く?

不登校の改善策として、親子の良好なコミュニケーションが大事との意見があります。
子どもの話をとことん聞く
親子間であまり会話がないのであれば、気軽に話せる雰囲気を作りましょう。
子どもの好きなことの話を聞いたりしていると、少しづつ信頼関係が深まってきます。
しかし、ただ聞いているだけだと、子どもに見抜かれてしまいます。そのため「興味を持って聞くように」しましょう。子どもは思っている以上に、親の事を見ているんです。
親が子どもの話を聞く姿勢で「自分に興味があるか」まで察します。

子どもが「自分に興味がない…」と感じると自己肯定感が下がってしまいます。
子どもが安心して自分の気持ちを話せる関係性になると、親子の絆は強まります。
時間の共有
次に、親子で時間を共有してみましょう。
子どもが好きなことを一緒にやってみると、話も弾むようになると思います。
共通の話題があると、心を開いてくれやすくなります。
子どもの意見を尊重する
子どもの意見を尊重することも、とても大切です。
大人の意見を押し付けてしまうと、子どもが自分で考える力は育ちにくくなります。
また、子どもの意見を無視し続けると、自己肯定感の低下につながることもあります。
「どうせ言っても聞いてもらえない」と感じてしまうからです。
一方で、子どもの意見に耳を傾けることで、「自分の考えを大切にしてもらえている」と感じられるようになります。
その積み重ねが、親に対する信頼感を高めていきます。

たとえ納得できなくても、まずは否定せずによく聞いてあげましょう
子どもに伝える言葉はポジティブに
ポジティブな言葉をかけてあげることも、とても大切です。
誰だって、ネガティブな言葉を向けられるより、前向きな言葉をかけてもらえるほうが嬉しいものですよね。
とはいえ、
「怒ることはあるけど、褒められるところなんて思いつかない…」
そう感じる親も少なくありません。
そんなときは、「褒められるところを見つけるクセ」を意識してみてください。
特別なことでなくても大丈夫です。
たとえば、「今日は早く起きられたね」「昨日より少し元気そうだね」など、ほんの小さなことで構いません。
見つけたら、そのまま言葉にして伝えてみましょう。
そうした声かけの積み重ねが、子どもの自己肯定感を少しずつ育てていきます。
無理のない範囲で、できるところから続けていけるといいですね。
不登校児の兄弟へのフォロー
兄弟がいる家庭では、1人が不登校になることで、他の兄弟に「ずるい」という感情が生まれてしまうことがあります。
毎日学校に通っているからこそ、行事だけ参加する姿にモヤモヤするのは自然なことです。
頭では「サボっているわけじゃない」と分かっていても、気持ちが追いつかないこともありますよね。
だからこそ、親が間に入り、不登校の子どもの状況を一方的に押し付けるのではなく、兄弟それぞれの気持ちを受け止めることが大切になります。
不登校が原因で兄弟間の関係がギスギスしないよう、意識的に会話の時間をつくったり、一緒に過ごす時間や思い出を増やしたりすることも、ひとつの支えになります。
不登校相談はどこにすればいい?

親だけで子どものサポートをするのは「限界がある」のが正直なところ。
ひとりで抱え込まずに相談できる場所を探すことが大事です。
親子のメンタルは連動することが多く、親のメンタルが安定していると、子どものメンタルの安定につながります。
私が相談した機関は下記です。
- 学校の先生
- スクールカウンセラー
- SSW(スクールソーシャルワーカー)
- 児童相談所
- 市の教育相談
- 児童精神科
ひとりで抱え込んでしまうと何が正解なのか?方向性が分からなく、迷宮に迷い込んでしまう感覚になります。
また、自分の考えだけだと子どもにとってそれが最適な方法なのか、客観視が難しくなることも。
そのような時には、専門家の方など様々な人の意見を聞くことで、考えの幅も広がり新たな視点を持つことが出来ます。

でも、初めから学校の先生や病院は少し相談しにくい…。
「少し難しいなぁ」と感じる方は、不登校の子どものサポートをしてくれるサービスもあります。
不登校専門オンライン個別サービス「ティントル」とは?
ティントルは、不登校専門オンライン個別指導サービスです。
不登校専門オンラインスクールなので、不登校のことに対して相談がしやすく、オンラインなので子どもを外に連れ出す必要もありません。

そして、不登校心理士の資格を持っているスタッフがサポートしてくれるので、心強いです。
また、子どもの勉強をサポートしてくれるだけではなく、親のサポートもしてくれます。「身近な人には、なかなか相談できない…。」そんな悩みも相談できます。
また、勉強をするだけではなく、「人と話すことから挑戦する」というような目標でも大丈夫です。
下記、ティントルからの引用です。
決まったカリキュラムはありません。
再登校を目指す、人と話すことから挑戦する、
前学年の内容から苦手をできるようにする、
出席扱いを目指す、受験対策をする…。不登校や発達障がいでお悩みの、いろんな生徒さんが
引用元 ティントル
ティントルで頑張っています。
価格は?
小学生で「在宅学習の補助、つまづいている学習の解消をする指導」であれば、1コマ30分で月額1,100円(税込)から始めることができるのも嬉しいです。
上記の場合は、下記表の「小学生のCランク」になります。
| 小学生 | 中学生 | 高校生 | |
| Sランク | 2,750円~ | 3,300円~ | 3,300円~ |
| Aランク | 2,200円~ | 2,750円~ | 2,750円~ |
| Bランク | 1,650円~ | 2,200円~ | ー |
| Cランク | 1,100円~ | 1,650円~ | ー |
ランク別の違いは、こちらになります。
引用元 ティントル
- Sランク 学びのきっかけや、主要5教科を含めた専門的な内容に特化した指導
- Aランク 定期テストや、中学・高校受験を意識した学力を向上させる指導
- B・Cランク 在宅学習の補助、つまづいている学習の解消をする指導
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