子どもの靴って、すぐにサイズアウトしてしまいますよね。でも、ボロボロにならない限り、できるだけ長く履いてほしいものです。
我が家でも、冬用のスノーブーツを洗ったときに小さな穴を発見しました。中綿が少し出ているだけで、まだまだ履けそう。そんなときに活躍するのが、100均アイテムを使った手軽な補修方法です。
この記事では、スノーブーツや合皮靴の表面、スニーカーやかかとの穴、そして靴底の穴まで、子どもの靴の穴あきを簡単に補修する方法をご紹介します。
まずは見た目にも影響しやすい、靴の“表面の穴”を直していきます。
スノーブーツや合皮靴の表面の穴補修
スノーブーツや合皮靴の表面の小さな穴には、100均の合皮シールや衣類用補修シートが便利です。
しかし「スノーブーツ」は、水に濡れることがあるため通常の布だと水が浸透する可能性があります。そのため、合皮シールを使用して補修しました。

スノーブーツに小さな穴が開き、中綿が出てしまっているので、これを塞いでいきます。

補修シールは、穴より少し大きめに切って丸く貼るのがコツ。角をそのままにしてしまうと剥がれやすくなります。

色が黒や目立たない部分であれば、遠目にはほとんど気にならない程度に補修可能です。
ただし、シールは雨や雪で剥がれやすいこともあるため、長時間の使用や過酷な環境では様子を見る必要があります。
Amazonや楽天でも、同等品が購入可能です。
スニーカーやかかとの穴補修
スニーカーのかかとや擦れやすい部分にも、100均の衣類用補修シートが使える場面もあります。
穴や擦れの大きさに合わせてシートを切り、角を丸くして貼ると剥がれにくくなります。
しかし、衣類用補修シートはアイロン接着が多いため、場所によっては貼りにくいことも…。
しっかり補修したい場合はAmazonや楽天で販売されている、専用の靴用シールを使うとより安心です。
靴底の穴補修(応急処置)
靴底の穴は歩く部分なので、補修する際には厚みや滑りやすさに注意が必要です。
100均の接着剤などで穴を塞ぐことができます。

しかし、我が家ではこの接着剤を使って補修しましたが、翌日には剥がれてしまいました。

ですので、これはあくまで一時的に穴を塞ぐための応急処置向けです。
もし長期間使いたい場合は、「シューグー」などの靴専用補修材を使う方がしっかり補修できます。
使用したのは、シューグーの「自然色」です。

粘度があり、しっかりとくっつく手ごたえを感じます。自然色ですが、塗るとほとんど目立ちません。

シューグーを購入すると「ヘラ」が付属しているので、綺麗に塗れるかと思います。(写真は、へらを使用せず塗りました。)
応急処置として100均アイテムを使い、必要に応じて専用グッズに切り替えるのが現実的です。
合皮靴やスニーカーの寿命とメンテナンス
合皮の靴は一般的に3~5年程度で劣化してきます。
表面が割れたりベタついたりするのがサインです。スニーカーも使用頻度や雨・雪で劣化が早くなることがあります。
少しでも寿命を延ばすには、防水スプレーで雨や雪から守ったり、同じ靴ばかり履かず何足かをローテーションして使うことがおすすめです。
また、合皮の靴にも「革クリーム」が使用できるので、お手入れするといいでしょう。
▶ダイソーの「革クリーム」レビューはこちら
まとめ
100均アイテムを使えば、子どもの靴の穴を手軽に補修できます。
スノーブーツや合皮靴の表面、スニーカーやかかとの穴、そして靴底の穴まで、それぞれに合った方法で対応可能です。
まずは応急補修で長く使い、必要に応じて専用グッズや新品交換も検討してみてください。
▶洗うときの工夫も気になる方は、【ジップロックを使った靴の洗い方】も参考にしてみてください。


