作ったスライムをそのまま捨ててしまうのは、ちょっともったいない。
そこで試してみたのが、スライムに塩を加えてスーパーボールのようにする実験です。
実際にやってみると、スライムからどんどん水分が出てきて、最後には地面に落とすと跳ねるくらいの弾力が出ました。
今回は、PVA洗濯のり・ホウ砂・水で作ったスライムを使って、スーパーボール状にする方法を紹介します。
「塩はどのくらい入れる?」
「なぜスライムに塩を入れると固くなる?」
といった疑問についてもまとめたので、夏休みの自由研究にも参考にしてください。
※市販のスライムや材料・配合が異なるスライムでは、同じ結果にならない場合があります。
スライムからスーパーボールを作る材料
用意するものは次のとおりです。
- PVA洗濯のり・ホウ砂・水で作ったスライム
- 食塩
- 大さじ
- 混ぜるための容器
- ゴム手袋
今回はピンク色の岩塩を使用しました。

混ぜているうちに、スライムや出てきた水分にも岩塩の色が移り、ピンク色になりました。
スライムからスーパーボールを作る方法
作り方は簡単で、スライムに塩を混ぜて水分を抜いていきます。
スライムに塩を加える
スライムに塩を加えて、よく混ぜます。

私は大さじ1杯程度から試しましたが、必要な塩の量はスライムの量や状態によって変わります。
一気に大量に入れるのではなく、様子を見ながら加えるのがおすすめです。
出てきた水分を捨てる
混ぜていると、スライムからどんどん水分が出てきます。

出てきた水分を捨てながら、さらに混ぜていきます。
最初のぷるぷるした状態から、少しずつ硬くまとまってきました。
水分が出なくなるまで混ぜる
水分を捨てて混ぜる作業を繰り返します。
ある程度まとまったら、ぎゅっと絞るようにして残っている水分を出します。

丸く形を整える
最後に形を丸く整えれば完成です。
見た目は少しツミレのようになってしまいましたが(笑)、実際に地面へ落としてみるとちゃんと跳ねました。

市販のスーパーボールとまったく同じではありませんが、ぷるぷるだったスライムが硬くなり、弾むようになる変化を楽しめます。
失敗しにくくするコツ
実際に作ってみて大切だと感じたのは、水分をしっかり抜くことです。
水分が多く残っていると柔らかいままなので、
- 塩は様子を見ながら加える
- 出てきた水分はその都度捨てる
- 最後にしっかり絞る
- 形を丸く整える
という流れで作ると、弾力を出しやすくなります。
スライムに塩を入れるとなぜスーパーボールのようになる?
ぷるぷるだったスライムが、塩を入れるだけで硬くなるのは不思議ですよね。
PVA洗濯のりとホウ砂で作ったスライムは、PVA(ポリビニルアルコール)の分子同士がホウ砂の働きによってつながり、たくさんの水分を含んだ状態になっています。
そこへ塩を加えると、スライムの中に含まれていた水分が外に出て、だんだん硬くなります。実際に混ぜている最中も、スライムからかなりの水分が出てきました。
このように、塩を加えることでスライムの成分がまとまり、水分が分離する現象を「塩析(えんせき)」といいます。
「柔らかいスライムに塩を入れると、なぜ硬くなるのか?」を観察できるので、自由研究のテーマにも使いやすい実験です。
自由研究にするなら塩の量を変えて比べても面白い
ただスーパーボールを作るだけでも楽しめますが、自由研究にするなら条件を変えて比較すると実験らしくなります。
たとえば、同じ量のスライムをいくつか用意して、
- 塩の量を変える
- 混ぜる時間を変える
- 完成後の硬さを比べる
- 同じ高さから落として、どのくらい跳ねるか比べる
などを記録します。
「塩を多くするとよく跳ねるのか?」など、最初に予想を立ててから実験し、結果と比べると自由研究としてまとめやすくなります。
ホウ砂を使ったスライムを扱うときの注意点
今回使用したスライムにはホウ砂を使っています。
子どもと作ったり遊んだりするときは、次の点に注意してください。
- ホウ砂やスライムを口に入れない
- スライムを触った手で目をこすらない
- 遊んだあとは石けんで手を洗う
- 小さな子どもやペットが誤飲しないよう管理する
- ホウ砂水を作るときに飲食用のコップやペットボトルを使わない
- 余ったホウ砂水は保存せず、スライム作りが終わったら処分する
子どもが行う場合は、大人が一緒に作業してください。
スライムから作るなら材料セットも便利
「スライム自体をまだ作っていない」「洗濯のりやホウ砂を一つずつ準備するのが面倒」という場合は、材料がセットになったスライムキットもあります。
洗濯のり・ホウ砂・着色料などがまとめて入っているタイプなら、材料を個別に探す手間を減らせます。
スライムを作ったあとは、その一部を使って今回のスーパーボール実験まで続けてみるのもおすすめです。
まとめ|スライムに塩を入れると弾むスーパーボール状に変化した
PVA洗濯のりとホウ砂で作ったスライムに塩を加えてみたところ、水分がどんどん抜けて硬くなり、最後には地面に落とすと跳ねる状態になりました。
作り方は、
- スライムに塩を加える
- 出てきた水分を捨てる
- 水分が出なくなるまで混ぜる
- しっかり絞って丸める
という流れです。
ぷるぷるのスライムが硬くなっていく変化が目で確認できるので、遊びとしてはもちろん、塩の量や弾み方を比較する自由研究にも使えます。
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