モバイルバッテリーの耐火袋は100均にある?ダイソーで代用品も探してみた

モバイルバッテリーの耐火袋は100均にある?ダイソーで代用品も探してみた 安全・検証・防犯
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モバイルバッテリーの発火事故を見て、「使っていないときもそのまま置いておいて大丈夫かな?」と気になる人もいるのではないでしょうか。

最近は、モバイルバッテリーを入れて保管する「耐火袋」や「難燃ポーチ」も販売されています。

ダイソーで確認したところ、モバイルバッテリー専用の耐火袋は見つかりませんでした。(2026年8月時点)

そこで、店頭で代用できそうな商品もあわせて確認しました。

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モバイルバッテリー用の耐火袋はダイソーにある?

2026年8月にダイソーで確認したところ、私が探した店舗では「モバイルバッテリー用耐火袋」として販売されている商品は見つけられませんでした。

ダイソーにはモバイルバッテリーを収納できるガジェットケースなどがありますが、収納用の商品と、発火時の被害軽減を目的とした耐火・難燃ポーチは別物です。

見た目だけで判断せず、「耐火」「難燃」などの性能表示や使用目的を確認する必要があります。

ダイソーのモバイルバッテリー売り場

ダイソーで耐火袋の代用になりそうな商品を探してみた

専用の耐火袋が見つからなかったため、ダイソーで代用できそうな商品も探してみました。

候補になりそうなのは、次のような商品です。

モバイルバッテリー用のガジェットケース

ダイソーには、モバイルバッテリーやケーブルなどを収納できるガジェットケースがあります。

ダイソーのガジェットケース

モバイルバッテリーがちょうど入るサイズなので、一見すると保管用にもよさそうです。

ただし、これはあくまで小物を収納・整理するための商品です。

モバイルバッテリーの発火を想定した耐火性能や難燃性能が表示されていない場合、耐火袋の代用品として使えるとはいえません。

傷や汚れを防ぐケースと、火災時の被害を抑えるための袋は分けて考えたほうがよさそうです。

焚き火シート

ダイソーには、キャンプ用品として焚き火シートも販売されています。

今回確認した焚き火シートは、グラスファイバー製で330円(税込)でした。

ダイソーの焚き火シート

商品によってはグラスファイバーなど熱に強い素材が使われているため、「これでモバイルバッテリーを包めばいいのでは?」と思うかもしれません。

ダイソーの焚火シートの使用方法

しかし、パッケージには「完全防炎ではありません」「本品に火をあてないでください」「熱を完全に遮るものではありません」といった注意書きがあります。

もともと焚き火台などの下に敷いて使う商品なので、モバイルバッテリーを包む耐火袋の代用品として使うのは避けたほうがよいでしょう。

金属缶

ダイソーには、ふた付きの金属缶もさまざまなサイズが販売されています。

ダイソーの金属缶売り場

今回ダイソーで確認したのは、約12×12×12cmのスチール製「缶ケース」です。価格は220円(税込)でした。

NITE(製品評価技術基盤機構)では、膨張などの異常があるモバイルバッテリーについて、金属製の缶などの容器で保管する方法を案内しています。

参考:NITE|モバイルバッテリー「異常発生時の対処」、「夏に気を付けたい製品事故

また、堺市消防局でも、膨張や変形した充電式電池は「土鍋や鉄鍋など耐火性の容器」に保管するよう案内しています。

参考:堺市|小型充電式電池類の出し方

ただし、これは「ダイソーの金属缶ならモバイルバッテリー用耐火袋の代わりになる」という意味ではありません。

100均の金属缶はモバイルバッテリー用に作られた商品ではなく、耐火温度などの性能が確認できないものもあります。

そのため、金属製というだけで耐火袋の代用品として積極的におすすめするのは難しいと感じました。

ダイソーの商品を耐火袋としておすすめしにくい理由

ダイソーには、一見すると耐火袋の代わりになりそうな商品があります。

ただ、今回確認した商品はいずれもモバイルバッテリーの発火対策専用品ではありません。

特に気になるのが、耐火・難燃性能を判断できる表示がないことです。

「熱に強そう」「金属だから燃えなさそう」といった見た目だけでは、実際にどの程度の高温に耐えられるのかは判断できません。

モバイルバッテリーの保管目的で使うなら、素材や試験方法、使用目的などが明確に記載された専用品のほうが選びやすいでしょう。

安全性を重視するならモバイルバッテリー向けの耐火バッグもある

ダイソーの商品では耐火性能を確認できないため、発火時の被害を少しでも抑えたい場合は、モバイルバッテリーの保管を想定した耐火バッグを選ぶ方法もあります。

ここでは、耐火性能の試験内容を確認できる商品と、口コミが多く価格も比較的手頃な商品を紹介します。

セントリー|耐火・耐水あんしんポーチ

モバイルバッテリーの発火リスクに備えて作られた耐火・耐水ポーチです。

第三者機関による防爆試験・燃焼性試験をクリアしており、耐火試験ではJIS L 1091 A-2法に基づく試験も実施されています。

素材にはシリコンコーティングされたグラスファイバーを使用。Sサイズはモバイルバッテリーなどの小型ガジェット、Mサイズは大型バッテリーや複数のガジェットの保管に向いています。

「耐火性能の根拠を確認して選びたい」という人には候補にしやすい商品です。

Hiway|耐火バッグ

価格や口コミを重視するなら、Hiwayの耐火バッグも候補です。

楽天市場では500件以上のレビューがあり、S・M・Lの3サイズから選べます。

販売ページでは、液体シリコン加工を施したガラス繊維とアルミ箔ガラス繊維の二重構造を採用し、最大約1200℃の高温に耐えられると案内されています。

Sサイズはモバイルバッテリーを入れやすいコンパクトなサイズで、価格も1,000円台からと比較的手頃です。

ただし、1200℃という耐熱性能については、今回確認した販売ページでは具体的な試験規格や第三者機関による試験内容までは確認できませんでした。

そのため、試験内容まで確認して選びたい場合はセントリー、価格や口コミの多さを重視する場合はHiwayという選び方がしやすいでしょう。

なお、耐火バッグに入れればモバイルバッテリーの発火そのものを防げるわけではありません。

あくまで万が一発火した場合に、周囲への燃え広がりなどの二次被害を抑えるための補助的な対策として使用しましょう。

膨張・発熱しているモバイルバッテリーは使用をやめる

すでにモバイルバッテリーが膨らんでいる、異常に熱くなる、変形している、異臭がするといった症状がある場合は、耐火袋を用意してそのまま使い続けるのは避けましょう。

異常があるモバイルバッテリーは使用や充電を中止し、自治体などのルールを確認して早めに処分することが大切です。

自治体によって回収方法が異なるため、お住まいの地域の公式情報を確認してください。

リチウムイオン電池を使用する製品では、モバイルバッテリー以外にも発熱・発火への注意が必要です。
【危険回避】充電式カイロの発火リスクは?安いモデルで失敗しない注意点

まとめ|ダイソーで代用品を探すより専用品のほうが選びやすい

ダイソーでモバイルバッテリー用の耐火袋を探しましたが、今回確認した店舗では専用品は見つかりませんでした。

ガジェットケースや焚き火シート、金属缶など、代用できそうに見える商品はいくつか販売されています。ただし、いずれもモバイルバッテリー用の耐火袋として作られた商品ではありません。

発火時の被害軽減を目的にするなら、用途や試験内容などが確認できるモバイルバッテリー向けの耐火・難燃ポーチを選ぶほうが判断しやすいでしょう。

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