モバイルバッテリーの耐火袋は100均にある?セリアで専用ケースを確認

モバイルバッテリーの耐火袋は100均にある?セリアで専用ケースを確認 安全・検証・防犯
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モバイルバッテリーの発火事故を見て、「使っていないときもそのまま置いておいて大丈夫かな?」と気になる人もいるのではないでしょうか。

最近は、モバイルバッテリーを入れて保管する「耐火袋」や「難燃ポーチ」も販売されています。

100均でも探してみたところ、セリアでは110円(税込)の「モバイルバッテリー耐火ケース」の取り扱いを確認できました。一方、ダイソーでは、私が確認した店舗でモバイルバッテリー専用の耐火袋は見つかりませんでした。

そこでこの記事では、セリアで確認できた専用ケースの情報と、ダイソーで代用できそうな商品、100均以外で購入できる防炎・耐火ポーチをまとめます。

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モバイルバッテリー用の耐火袋は100均にある?

100均でも、モバイルバッテリー用の耐火ケースが販売されています。

2026年10月に確認したところ、セリアでは110円(税込)の「モバイルバッテリー耐火ケース」の取り扱いがありました。

一方、2026年8月にダイソーで確認した店舗では、モバイルバッテリー専用の耐火袋は見つけられませんでした。

そのため、100均で専用品を探すなら、現時点ではセリアが候補になります。

セリアでは110円の「モバイルバッテリー耐火ケース」を販売

セリアでは「モバイルバッテリー耐火ケース」が販売されています。

2026年10月にセリアの店舗で店員さんに確認したところ、商品の取り扱い自体はあるものの、訪問時は売り切れ中でした。

さらに、メーカー側でも欠品しているとのことで、すぐには入荷できない状態とのことです。

店員さんによると、商品が並ぶのはスマホケース・モバイル用品の売り場とのことでした。

商品情報は次のとおりです。

項目内容
商品名モバイルバッテリー耐火ケース
JANコード4580321536540
価格110円(税込)
発売時期2026年9月
発売元株式会社スバル
収納部サイズ約115×85mm
材質ガラス繊維・シリコン・ポリエステル

出典:みん100「モバイルバッテリー耐火ケース」

収納部は約11.5×8.5cmと小さめです。

そのため、大容量のモバイルバッテリーや本体サイズが大きい製品では、入らない可能性があります。購入前に手持ちのモバイルバッテリーのサイズを確認しておいたほうがよさそうです。

なお、「耐火ケース」という商品名ですが、火災そのものを完全に防ぐ商品ではありません。メーカー側も、延焼リスクを軽減する目的の商品として案内しています。

また、使用中・充電中のモバイルバッテリーをケースに入れたまま放置しないよう注意書きがあります。

※在庫や取り扱い状況は店舗によって異なります。今回確認した店舗では、2026年10月時点で売り切れ・メーカー欠品との案内でした。

ダイソーで耐火袋の代用になりそうな商品を探してみた

専用の耐火袋が見つからなかったため、ダイソーで代用できそうな商品も探してみました。

候補になりそうなのは、次のような商品です。

ガジェットケース

ダイソーには、モバイルバッテリーやケーブルなどを収納できるガジェットケースがあります。

ダイソーのガジェットケース

モバイルバッテリーなどの小型機器を収納できそうなサイズで、一見すると保管用にも使えそうです。

ただし、これはあくまで小物を収納・整理するための商品です。パッケージには耐火・難燃性能についての記載は確認できませんでした。

飛行機でのショート防止用ケースとしては使える?

耐火袋の代用品にはなりませんが、飛行機にモバイルバッテリーを持ち込む際のショート防止用ケースとしては活用できます。

国土交通省では、モバイルバッテリーを機内に持ち込む際、ショートしないよう個々に保護する必要があり、具体的な方法として「端子に絶縁テープを貼る」「ケースや収納袋に入れる」「複数のバッテリーや金属品と同じ袋に入れない」などを案内しています。

そのため、ダイソーのガジェットケースもほかのバッテリーや金属製品と分けて個別に収納するケースとしては使えます。

ただし、ダイソーのガジェットケースを国土交通省が推奨しているわけではなく、耐火・難燃性能があるわけでもありません。

なお、2026年4月24日からは、160Wh以下のモバイルバッテリーは2個までとなり、機内でのモバイルバッテリーへの充電や、モバイルバッテリーから電子機器への充電も禁止されています。搭乗前には利用する航空会社の最新ルールも確認してください。

参照:国土交通省「報道発表資料:モバイルバッテリーの機内持込みの新たなルールについて
~4月24日から新たなルールを適用します~
」
「モバイルバッテリーの機内持込みの新たなルールについて」

金属缶

ダイソーには、ふた付きの金属缶もさまざまなサイズが販売されています。

ダイソーの金属缶売り場

今回ダイソーで確認したのは、約12×12×12cmのスチール製「缶ケース」です。価格は220円(税込)でした。

NITE(製品評価技術基盤機構)では、膨張などの異常があるモバイルバッテリーについて、金属製の缶などの容器で保管する方法を案内しています。

参考:NITE|モバイルバッテリー「異常発生時の対処」、「夏に気を付けたい製品事故」

また、堺市消防局でも、膨張や変形した充電式電池は「土鍋や鉄鍋など耐火性の容器」に保管するよう案内しています。

参考:堺市|小型充電式電池類の出し方

ただし、これは「ダイソーの金属缶ならモバイルバッテリー用耐火袋の代わりになる」という意味ではありません。

100均の金属缶はモバイルバッテリー用に作られた商品ではなく、耐火温度などの性能が確認できないものもあります。

そのため、金属製というだけで耐火袋の代用品として積極的におすすめするのは難しいと感じました。

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100均ではないがillusie300では防炎ポーチを発見

ダイソーではモバイルバッテリー向けの耐火・防炎ポーチは見つかりませんでしたが、illusie300(イルーシーサンマルマル)では880円(税込)の「防炎ポーチ」が販売されていました。

イルーシー防炎ポーチのパッケージ全体
illusie300で購入した防炎ポーチ(税込880円)

パッケージには、モバイルバッテリーなどの電子機器から発生した火災の延焼を抑えることを目的とした防炎ポーチと記載されています。

また、国内耐火試験も実施されており、試験用バーナーを使って1050℃で2分間加熱したところ、焦げ跡は確認されたものの、貫通や生地が燃え尽きた痕跡はなかったと案内されています。

1050℃・2分の耐火試験部分のアップ
1050℃の試験用バーナーで2分間加熱する耐火試験を実施

なお、パッケージのQRコードからは、実際に行った耐火試験の動画も確認できます。

ただし、火災や爆発そのものを完全に防ぐ商品ではありません。あくまで、万が一発火した際の延焼を抑えるための補助的な対策として使用する商品です。

実際にモバイルバッテリーを入れてみた

実際に手持ちのモバイルバッテリーを入れて、どのくらい収納できるのか確認してみました。

まず、20,000mAhのモバイルバッテリーは、1個入れるとかなりぴったりです。ファスナーは閉められますが、余裕はほとんどありませんでした。

20,000mAhを1個入れている写真
20,000mAhのモバイルバッテリーを1個収納

一方、5,000mAhのモバイルバッテリーを2個入れても、問題なく収納できました。

5,000mAhを2個入れている写真
5,000mAhのモバイルバッテリーを2個収納

モバイルバッテリーは容量が同じでも製品によってサイズが異なりますが、今回試したものでは、1〜2個を収納するのにちょうどよいサイズ感でした。

近くにillusie300の店舗がない場合や、もう少し大きなサイズ・試験内容を確認して選びたい場合は、通販で購入できる耐火バッグも候補になります。

安全性を重視するならモバイルバッテリー向けの耐火バッグもある

ダイソーの商品では耐火性能を確認できないため、発火時の被害を少しでも抑えたい場合は、モバイルバッテリーの保管を想定した耐火バッグを選ぶ方法もあります。

ここでは、耐火性能の試験内容を確認できる商品と、口コミが多く価格も比較的手頃な商品を紹介します。

セントリー|耐火・耐水あんしんポーチ

モバイルバッテリーの発火リスクに備えて作られた耐火・耐水ポーチです。

第三者機関による防爆試験・燃焼性試験をクリアしており、耐火試験ではJIS L 1091 A-2法に基づく試験も実施されています。

素材にはシリコンコーティングされたグラスファイバーを使用。Sサイズはモバイルバッテリーなどの小型ガジェット、Mサイズは大型バッテリーや複数のガジェットの保管に向いています。

「耐火性能の根拠を確認して選びたい」という人には候補にしやすい商品です。

Hiway|耐火バッグ

価格や口コミを重視するなら、Hiwayの耐火バッグも候補です。

楽天市場では500件以上のレビューがあり、S・M・Lの3サイズから選べます。

販売ページでは、液体シリコン加工を施したガラス繊維とアルミ箔ガラス繊維の二重構造を採用し、最大約1200℃の高温に耐えられると案内されています。

Sサイズはモバイルバッテリーを入れやすいコンパクトなサイズで、価格も1,000円台からと比較的手頃です。

ただし、1200℃という耐熱性能については、今回確認した販売ページでは具体的な試験規格や第三者機関による試験内容までは確認できませんでした。

そのため、試験内容まで確認して選びたい場合はセントリー、価格や口コミの多さを重視する場合はHiwayという選び方がしやすいでしょう。

なお、耐火バッグに入れればモバイルバッテリーの発火そのものを防げるわけではありません。

あくまで万が一発火した場合に、周囲への燃え広がりなどの二次被害を抑えるための補助的な対策として使用しましょう。

そもそも発火リスクが気になる場合は、保管方法だけでなくモバイルバッテリー自体の選び方も確認しておくと安心です。
▶ 発火しないモバイルバッテリーはある?準固体・リン酸鉄など安全性で選ぶおすすめを比較

膨張・発熱しているモバイルバッテリーは使用をやめる

すでにモバイルバッテリーが膨らんでいる、異常に熱くなる、変形している、異臭がするといった症状がある場合は、耐火袋を用意してそのまま使い続けるのは避けましょう。

異常があるモバイルバッテリーは使用や充電を中止し、自治体などのルールを確認して早めに処分することが大切です。

自治体によって回収方法が異なるため、お住まいの地域の公式情報を確認してください。

リチウムイオン電池を使用する製品では、モバイルバッテリー以外にも発熱・発火への注意が必要です。
▶【危険回避】充電式カイロの発火リスクは?安いモデルで失敗しない注意点

まとめ|100均ならセリアに専用ケースあり

モバイルバッテリー用の耐火袋を100均で探したところ、セリアでは110円(税込)の「モバイルバッテリー耐火ケース」の取り扱いを確認できました。

ただし、私が訪れた店舗では売り切れ中で、店員さんによるとメーカー側も欠品しているとのことでした。店舗や時期によっては見つからない可能性があります。

100均以外では、illusie300でモバイルバッテリーなどの火災の延焼抑制を目的とした防炎ポーチを880円(税込)で購入できました。実際に手持ちのモバイルバッテリーを入れてみると、1〜2個を保管するのに使いやすいサイズ感です。

発火時の被害軽減を目的にするなら、価格だけでなく、用途や試験内容などが確認できるモバイルバッテリー向けの耐火・難燃ポーチを選ぶほうが判断しやすいでしょう。

ダイソーで販売されている5000mAhのモバイルバッテリーについては、実際に購入して充電時間や容量なども検証しています。
▶ダイソーのモバイルバッテリー5000mAhをレビュー!急速充電はできる?実際に使って検証

▶【100均】ダイソーのモバイルバッテリーを比較!種類・値段やおすすめを紹介

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