子供がいると洗濯物が多くて困りませんか?

子供がいると、洗濯物の量が多くて困る!
洗濯物の干す場所がぜんぜん足りない!!
4人家族だと毎日のパジャマ、バスタオル、服、これだけで洗濯機はパンパン。
特にシーツなんか洗った日には、どうしようか悩みます。
そこで、昇降式の「ホスクリーン」を使用してみました。
この記事では、ホスクリーンの選び方のポイントを紹介します。
ホスクリーン昇降式とは?
ホスクリーンとは、㈱川口技研の室内物干し用の商品名です。
物干しを上げ下げ出来るのが特徴で、限られたスペースが有効活用できるため人気の商品です。
\このような物干しです(操作棒タイプ)/
重量は8キロまでかけることが可能です。そのため、布団もかけることが出来ます。
また、洗濯物の重量が一目で分かるように、竿の両端に、重量オーバーしていないか確認できるマークがあります。


重いものをかけた状態だと、右側の写真のように赤くなります。

視覚で、重さを確認できるのは助かりますよね。
軽いときは白色ですが、8キロに近づくにつれ「赤色」に変化するので、「あとどのくらい干せるか?」が一目で判断できます。
高さが調整できる
物干し竿を上下に昇降させることができるので、干す人の身長に合わせて最適な高さに調節できます。

子供に手伝ってもらうときに便利です。
また、高い位置に干して部屋干しスペースを有効活用したりできるので、取り付けていて「後悔した」と思うことは、今のところありません。
操作方法は?
主に「操作棒タイプ」と「操作ヒモタイプ」の2種類があります。
操作棒タイプ
専用の操作棒を取り付けて、回転することによって上げ下げが出来ます。
また棒を取り外せるので、邪魔になりにくいです。しかし、毎回操作棒を取り外して付けるのが少し面倒だと感じることも。

洗濯物を干したまま昇降が出来るので、洗濯物が邪魔になりにくいです。
全長は1340㎜と1740㎜の二種類あります。
操作紐タイプ
は、ホスクリーンについている紐を引っ張ることで上げ下げが可能です。操作棒と違いわざわざ取り付けなくていいので、その点は楽です。
しかし、物を掛けたまま昇降不可なので、少し不便なのがネックです。
サイズは、1255㎜と1710㎜の二種類です。

こちらは、干し終わってからじゃないと、天井に収納できないので注意!
ホスクリーン昇降式のメリットと注意点
次に、具体的なメリットデメリットの解説です。
ホスクリーンのメリット
- 部屋干しスペースの有効活用できる
- 洗濯物の量や、洗濯物のサイズに合わせて高さ調整できる
- 竿を下げれるので、楽な姿勢で干せる。また子供にも手伝わせるのに便利。
- 使わない時は天井に収納できる
ホスクリーンの注意点
- 設置するには、天井への取り付け工事が必要
- 製品の種類によって耐荷重が異なります。
- 操作棒タイプと操作ヒモタイプでは、操作感がちがうので、どちらの方が使いやすいのか検討してみてください。
ホスクリーンに「電動タイプ」はある?
ホスクリーンには電動タイプはありません。(2025年3月時点)しかし、ホスクリーンではありませんが、似たようなタイプで電動タイプもあります。電動式の場合のメリット・デメリットも紹介します。
パナソニックの「干し姫さま」とは?
パナソニックから販売されている「ホシ姫サマ」が電動タイプです。
リモコン一つで昇降が可能です。竿は伸縮式になっており、836から1470mmまで伸び縮みします。
また、竿が二本ついているので、洗濯物を沢山干すことが出来ます。
吊り下げ可能質量15kgまでです。
家を建てる時に取り付けなくても、後付けも可能な「天井直付けタイプ」があります。
電動式のメリット
- リモコン操作なので楽
- 重い洗濯物を干した場合でも楽に昇降できる
- スムーズな昇降で、安定感あり。
電動式のデメリット
- 手動タイプに比べて、価格が高い。
- 設置に電気工事が必要
- 停電時には使用不可
自宅のスペースに最適?
自宅のどこに取り付けるかによって、「何が必要か」変わってきます。
また、洗濯物をする人が「誰か」によっても手動と電動で変わるので、家族と話し合って決めましょう。
もしもサイズが大きすぎて取り付けれないのであれば、ホスクリーンではありませんが、もう少しコンパクトなサイズもあります。
こちらは、ワイヤーの室内物干しです。
竿ではなくワイヤーなので、コンパクトに収納できます。
また、最大荷重も10キロと頼りがいがある洗濯物干しです。
しかし、「コンパクトで、使いやすい」との意見がもちろん大半ですが、一部では「ワイヤーなので、中心に洗濯物が寄ってくる」との意見もありました。ご参考にしてください。
ホスクリーンは自分で取り付け出来る?
自分で取り付けるには?
自分で取り付けることは可能ですが、天井に取り付けるため、十分な強度を持つ下地につけなければいけません。石膏ボードのみだと重量に耐え切れないので、天井には設置できません。
必ず、 下地チェッカーや下地センサーを使用して、下地の位置と強度の確認が必要です。
必要な道具
- 電動ドライバー
- 下地チェッカーまたは下地センサー
- メジャー
- 鉛筆
- キリ
- ホスクリーン本体と付属品
下地チェッカーとは、天井の中のどこに下地かあるのかを調べれる機械です。
シンワ測定の下地センサーは、壁に傷つけることなく調べることが可能です。
実際の6年間使用して感じたこと
私が使用しているのは、「ホスクリーンの操作棒タイプ」です。


使用して感じたメリットは、やはり洗濯物を干しながら昇降できる点です。

子供部屋に取り付けたので、下げたままだと子供が邪魔に感じてしまいます。
操作棒タイプは洗濯物を干した状態で昇降できるので、邪魔になりません。
子供がいると、どうしても洗濯物は増えてしまいます。だからと言って乾燥機を使用すると電気代もかかるので、「出来る限り自然乾燥」がいいですよね。
そうなると、やはり干せる場所を増やすしかないので、昇降できるタイプは使いやすいですね。
メリットはあっても、今のところデメリットは感じません。いらなければ、天井にしまえばいいだけですからね。