「スマホを落として、画面が割れてしまった…。」
そんな時に、100均のレジンを使って「スマホの画面割れ」を修理できたら嬉しいですよね。
結論から言うと、100均のレジンで画面割れを「完全に修理する」ことは難しいです。
あくまで応急処置になりますが、どのように作業するのか紹介しますので、参考にしてください。
100均のレジンでスマホ画面割れを応急処置
100均のレジンを使って、画面割れの悪化を防ぐことができます。
しかし、レジンでの補修はあくまで一時的です。
また、スマホの中に入り込んでしまうと、故障するリスクもあるので注意してください。
必要な材料
- 透明なレジン
- UVライト
- 爪楊枝など、先の細いもの
- 必要であれば、マスキングテープなどの養生できるもの
応急処置の手順
①画面の汚れを拭きます。
②余計なところにレジンがつかないように、マスキングテープで養生します。
③ひび割れ部分に、爪楊枝などを使って少しづつレジンを塗ります。
④UVライトでレジンを硬化させます。
※太陽光でも硬化しますが、ライトよりも時間がかかりますし、天候で左右されるのでオススメ出来ません。
⑤硬化後、余分なレジンをカッターなどで削り取ります。
レジン応急処置の失敗例
応急処置をすることによって、失敗してしまう可能性もあります。
具体的な失敗例を紹介します。
レジンが内部まで浸透してしまう
ヒビ割れの隙間からレジンが中にまで入ってしまい、液晶やタッチパネルに悪影響を及ぼすことがあります。
レジンがうまく硬化しない
レジンの種類やUVライトの照射時間なが、レジンがうまく硬化しないで、ベタベタが残った状態になることがあります。
見た目が悪くなってしまう
レジンを塗った部分が、光の反射により逆に目立ってしまったり、ムラになることがあります。
レジンが剥がれてしまう
時間が経つと、レジンが剥がれてしまうことがあります。
タッチパネルの誤作動
レジンを塗ることによって、タッチパネルが誤作動を起こす可能性があります。
レジン以外の画面割れ応急処置法
他にも応急処置法がないのか、調査してみました。
歯磨き粉やマニキュアを使った補修方法
歯磨き粉やマニキュアを使ったスマホ画面の補修方法もありますが、こちらもあくまで応急処置です。
歯磨き粉
歯磨き粉には研磨剤が入っているので、ひび割れの角を滑らかにし、目立たなくなる可能性があります。
※歯磨き粉は、表面を研磨剤で削るので、深いひび割れには効果がありません。
布に少量の歯磨き粉をつけて、ひび割れ部分に優しく塗ります。円を描くように磨き、余分な歯磨き粉を拭き取ります。
ただし、スマホの中に歯磨き粉が入り込むと、故障の原因になる可能性があります。
マニキュア
マニキュアがひび割れの隙間を埋め、目立たなくする可能性があります。
ひび割れ部分に、透明なマニキュアを塗ります。
薄く均一に塗り広げて乾かします。
しかし、スマホの中にマニキュアが入り込むと、故障の原因につながることも…。
また、マニキュアの成分がスマートフォンのコーティングを溶かしてしまう可能性もあります。
画面フィルムやテープを貼る
少しのヒビ割れであれば、ヒビの上から画面フィルムを貼ると目立ちにくくすることができます。
またヒビ割れ部分だけでなく全体的にカバーできるため、飛散防止の役割も果たします。
画面割れの修理方法
ここからは、応急処置ではなく、根本的に画面割れを修理する方法を紹介します。
自分で修理する
難易度は高いのですが、自分で修理する方法です。
アマゾンや、楽天でパーツが入手出来ますので、「機種名+フロントパネル」と検索してみてください。
また、修理方法はYouTubeなどで動画がありますので、検索してみましょう。
スマホ修理専門店で修理する
次に、専門の修理店に修理してもらう方法です。
ご在住の地域の近くにある、スマホ修理店を検索してみてください。
また、郵送での修理対応してくれるところもあります。
ダイワンテレコムでは、郵送での修理対応をしています。
iPhone修理の「ダイワンテレコム」
- 修理店サービスでは、全国50店舗を展開
- 総務省登録修理業者制度に登録済み
- 社団法人スマートフォンリペア協会に所属
修理の流れは、このようになっています。
①専用フォームに具体的な症状などを記入して申し込みます。申し込み後、メールで見積もりの返信が来ます。
②見積もりに納得できたら、郵送して修理をしてもらいます。
③修理時間は、60〜180分程度で終わるので、スマホがショップについてから、翌営業日には発送してくれます。

修理品の発送元は「東京」です。
そのため、北海道や沖縄の方でも、ショップに到着してから、修理後のスマホの受け取りまで3日程度です。

売却して、新たに購入する方法
修理ではありませんが、売却してその買取金額を元手に新たにスマホを購入するのもオススメです。
壊れたスマホでも買取してもらえることがあるので、スマホの買取をしている店に問い合わせてみましょう。
ネットオフなら、傷があっても買取してくれます。
1点からでも、手数料・送料は無料です。
【手数料・送料無料】携帯電話・スマートフォン売るならネットオフ♪
また、ネットオフのHPを見ると、機種や傷の状態で「どの程度の価値がつくのか」確認できます。
その為、郵送の前に買取金額の検討がつきます。

金額に納得できたら、申し込みしてみてはいかがでしょうか?

スマホ画面が割れないための予防策
画面が割れる前に、出来るだけ予防しましょう。シートやケースを付けているだけでも割れにくくなります。
強化ガラス画面保護シート
強化ガラス画面保護シートは、通常の保護フィルムよりも硬度が高いため、衝撃や傷から画面をしっかりと守ってくれます。
もし、 割れてしまった場合でも、シートが飛散しにくいです。硬度は、9H以上がおすすめ。
ガラスコーティング
ガラスコーティングとは、液状のガラスコーティング剤をスマホの画面に塗って硬化させることで、スマホの画面にガラスの膜を作り、画面を保護する事ができます。
液体なのでフィルムと違って「空気や埃が入った」とならないのがメリット。
スマホケースやスマホリング
スマホケースや、スマホリングを取り付けることによって、落としにくくなるので、機種に合ったものを付けるのがオススメです。
スマホによっては、耐衝撃用のケースもあるので、よく落としてしまう方にはオススメです。
まとめ
レジンで修理すると、場合によっては故障につながることがあるので、あまりオススメできません。
故障しなくても、見た目が悪くなる可能性や誤作動を起こす可能性もあります。
また、画面割れの程度にもよりますが、そのまま使用していると、使用中にケガをしたり、内部に汚れが付いて壊れる可能性も…。
その為、画面が割れてしまった場合は、修理に出すか、スマホを買い換えるのがオススメです。