「うちの子、どっちの手が利き手になるんだろう?」
「左利きっぽいけど、まだ確定じゃない気がする」
「利き手っていつ決まるの?」
子どもの利き手は、成長の中で自然に決まっていきますが、はっきりしない時期は親として迷うことも多いポイントです。
この記事では、利き手がいつ決まるのか、遺伝や脳との関係、見分け方の目安、そして実際の育児で迷った経験もあわせてまとめます。
結論:利き手は3〜5歳頃に安定することが多い
まず結論からお伝えすると、子どもの利き手は3〜5歳頃にかけて自然に安定していくことが多いと言われています。
ただし個人差が大きく、2歳頃から傾向が見えてくる子もいれば、就学前までどちらとも言いにくい子もいます。
焦って判断しようとするよりも、日常の動作の中で自然に見えてくるのを待つのが基本です。
子どもの利き手はいつ決まる?年齢別の目安
利き手が固まるまでには段階があり、年齢によって見え方がかなり違います。おおまかな目安として、以下のように変化していきます。
新生児期〜1歳頃
左右差はほとんどなく、両手を同じように使います。
おもちゃをつかむ、手を伸ばす、物を持つといった動作も、その時々で使う手が変わることが多く、「まだ利き手は決まっていない状態」です。
1歳〜3歳頃
少しずつよく使う手が見えてきますが、まだ日によって変わることも多い時期です。
スプーンを持つ手、クレヨンを持つ手、ボールを投げる手などに傾向が出始めます。ただし、日によって右だったり左だったりすることも珍しくなく、まだ完全には安定していません。
特に2歳頃までは「今日は左、明日は右」のように変わる子も多いため、この時点で無理に決める必要はないと言われています。
3歳〜5歳頃
この頃になると、多くの子どもで利き手が安定してきます。
食事・お絵描き・ハサミなど、細かい作業でも同じ手を使う場面が増え、「この手が使いやすい」がはっきりしてきます。
一方で、道具によって使う手が違う「両利きタイプ」のような使い方をする子もいます。
利き手はどうやって決まる?遺伝と環境の関係
研究によると、左利きの割合は人種や民族を問わずおおよそ10%前後とされています。
また、親の利き手によって一定の傾向があるという報告もあります。
両親ともに右利きの場合より、どちらかが左利き、または両親とも左利きの方が、子どもが左利きになる割合は高くなるとされています。
ただし、一卵性双生児でも利き手が異なるケースがあることから、遺伝だけで決まるわけではなく、環境や経験など複数の要因が関係していると考えられています。
つまり「親が右利きだから子どもも右利き」とは限らず、2〜3歳の時点ではまだ判断がつかないことも多いです。
利き手と脳の関係|右脳・左脳って本当?
「右利きは左脳タイプ」「左利きは右脳タイプ」といった話を聞いたことがある方も多いかもしれません。
一般的には、言語や論理的な処理は左脳、空間認知や感覚的な処理は右脳が関わると言われています。
ただし、利き手との関係についてはまだ分かっていない部分も多く、「左利きだから芸術タイプ」「右利きだから論理タイプ」のように単純には分けられないとも考えられています。
実際には個人差が大きく、利き手だけで性格や得意分野が決まるわけではないようです。
左利きはいつわかる?見分け方のポイント
利き手を見るときは、1つの動作だけで判断しないことが大切です。
たとえば、
- スプーンを持つ手
- クレヨンを持つ手
- 物を取る手
- ボールを投げる手
など、複数の動作を見ながら総合的に判断していきます。
日によって変わる時期もあるため、「今日は右だったから右利き」と決めつけず、長い目で見るのがポイントです。
実際に迷った|うちの子の利き手が分からなかった話
うちの場合も、2歳頃は右も左も同じように使っていて判断できませんでした。
今日は右でスプーンを持っていたのに、次の日は左。家では左っぽいのに、外では右で使っていることもあり、「結局どっちなんだろう…」とかなり迷っていました。
トレーニング箸を選ぼうとしても利き手がはっきりせず、まず100均で探しましたが、リング付きや左利き専用はほとんど見つかりませんでした。
結果として左右兼用タイプを使ってみたものの、うまくフィットせず使いこなせない状態に。
その後、3歳くらいで「左かもしれない」と感じる場面が増え、エジソンのお箸を用意しましたが、それでも確信は持てませんでした。
もし左利きならハサミなども左用を揃えるべきかと思いましたが、小さい子ども向けの左利き用ハサミは意外と少なく、準備にも悩むことが多かったです。
▶【関連記事】100均に左利き用トレーニング箸やサポート品はある?ダイソーで売り場を確認した結果
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小学校に入ってから増えた「左利き問題」
小学校に入ると、カッターや工作、さらにパソコンのマウスなど、使う道具が一気に増えます。
とりあえず右でも使えるようにしていますが、問題なく使えている場面も多く、必ずしも利き手に完全に合わせる必要はないと感じています。
本人も「両利きになりたい」と言うことがあり、今の使い分けは結果的にちょうどよい状態かもしれません。
日常生活の中で感じる「右利き基準」
日常生活を送っていると、右利きを前提に設計されている道具や設備が意外と多いことに気づきます。
たとえば料理ベラは右手で使うことを前提に作られているものが多く、左手だと角度が合わずに使いにくいことがあります。
また、地下鉄の改札もICカードのタッチパネルや切符の投入口が右側に配置されており、右手でさっと操作できる設計になっています。
左利きの場合は少し不自然な動きになることも。毎日使う場所だからこそ、こうした細かい差がじわじわ効いてきます。
こうした場面が積み重なることで、利き手の影響は思っている以上に生活の中にあると感じます。
子どもが左利きかもしれないと気づいてから、街の中の「右利き前提」がいろいろ目に入るようになりました。
まとめ|利き手は焦って決めなくて大丈夫
利き手は3〜5歳頃に自然に決まることが多いですが、個人差があります。
遺伝の影響はあると考えられていますが、環境や経験など複数の要因が関係しているため、2〜3歳の時点ではまだ判断がつかないことも少なくありません。
大切なのは、どちらの手でも使いやすい環境を整えながら、自然に決まっていく過程を見守ることです。
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