2歳の娘はお絵描きが大好き。
でも目を離したすきに──気づけばフローリングにクレヨンで大作が!
焦って濡れ雑巾で拭いても全然落ちないどころか、広がって余計に汚く…。
そんな経験、ありませんか?
この記事では、私が実際に試して効果があったクレヨン汚れの落とし方を紹介します。
「水拭きNGの理由」や「汚れを予防するコツ」まで、実践ベースで分かりやすくまとめました。
NG!フローリングのクレヨン汚れに水拭きは逆効果
クレヨンは油性なので、水拭きでは落ちません。
むしろ水分で油が広がり、汚れが伸びて余計に目立つことも。
最初は乾いた布でやさしく拭き取りましょう。
乾いた布でふき取るだけで、ある程度の汚れはふき取ることができます。
下の写真は、乾拭きのみでの対処です。

しかし、完全に汚れを取ることはなかなか難しいので、その場合はこれから紹介する方法を試してみてください。
実践①:歯みがき粉でスルッと落ちた【私の一押し】
いちばん効果があったのは、歯みがき粉。
研磨剤がクレヨンの油分を優しく削り取ってくれます。
やり方:
- 汚れに歯みがき粉を少量のせる
- いらない歯ブラシか指でクルクルこすり馴染ませる
- 固く絞った雑巾で丁寧に拭き取る
- 最後に乾いた布で仕上げる
これで「どこに描いてあったっけ?」と思うほどキレイになります。
実際に試してみました。
歯磨きを汚れになじませます。

汚れをふき取るだけで、こんなにきれいになります。

特別な洗剤も不要で、コスパも最高です。
実践②:中性洗剤で油汚れを浮かす
油性のクレヨンには、同じ油を分解できる中性洗剤(食器用洗剤)も効果的です。
やり方:
- 中性洗剤を少し薄めて布に含ませる
- トントンと叩くように拭く(ゴシゴシ禁止)
- 洗剤が残らないように水拭き→乾拭き
床のコーティングを傷めずに汚れを落とせます。
実践③:ドライヤーで温めて溶かす
クレヨンは熱で柔らかくなる性質を利用します。
- ドライヤーを「弱」で数秒あてる
- 溶け始めたら乾いた布でサッと拭き取る
- 仕上げに中性洗剤→水拭き→乾拭き
温めすぎると床材が変色することがあるので注意。
でも、固くこびりついた汚れには意外と効果大です。
実験して分かった!どの方法が一番落ちた?
3つを実際に試した結果、
- 広範囲の汚れ:歯みがき粉がベスト
- 部分汚れや油っぽい汚れ:中性洗剤が◎
- 固まった汚れ:ドライヤーが効く
汚れのタイプで使い分けると、どれも驚くほどきれいに落ちます。
再発防止!我が家の予防策
せっかく落としても、また描かれたら大変ですよね。
私が実践して効果があった予防法も紹介します。
● お絵描き場所を決める
新聞紙を敷いた床や机の上など、汚れてもいいスペースを作ると安心です。
● 「水で落とせるクレヨン」を選ぶ
サクラクレパスの「水でおとせるクレヨン」や、キャンドゥ・ダイソーの水拭きできるタイプもおすすめ。
どちらもツルッと落ちるので、もうイライラしません。
▶詳しい体験レビューはこちらをご覧ください。
● 見つけたらすぐに対応
時間が経つと固まって落ちにくくなるので、「あっ!」と思ったらその場で拭くのが鉄則です。
まとめ:もう焦らない!フローリングのクレヨン汚れは落とせる
- 水拭きはNG!まず乾拭き
- 歯みがき粉・中性洗剤・ドライヤーが即効性あり
- 汚れの種類で使い分けると完璧
- 水で落とせるクレヨンに変えれば予防も万全
大掃除や引っ越し前の掃除にも役立ちます。
子どものお絵描きを怒らずに済むように、正しい落とし方と予防法をぜひ覚えておいてくださいね。
▶「クレヨンの壁汚れ」はこちらをご覧ください。


