長年使ってきた革財布。新品のときはツヤもあったけど、ここ10年、一度も手入れしていませんでした。
100均の革クリームを試してみたら、しっとり感や柔らかさが少し戻ってきたので、リアルな体験をまとめます。
ダイソーの革クリームとは?
100均のダイソーで手に入る革専用のケア用品です。
価格は安いですが、革に必要な油分や保湿成分が含まれており、乾燥した革をしっとりさせたり、触り心地を改善したりする効果があります。
私が今回購入したのはこのタイプ。色は無色です。

透明のタイプで、乳化クリームのように柔らかく伸び、水分と油分がバランスよく配合されている製品です。
塗ったときは少し水っぽく感じますが、乾くとしっとり感が残るので、初めて革ケアをする方でも扱いやすい特徴があります。
100均革クリームを使った感想
塗った後、革の表面がしっとりし、触ると少し柔らかくなった気がしました。新品の革のようなツヤは出ませんが、乾燥して硬くなっていた革がうるおいを取り戻し、少し生き返った感覚です。

臭いはほとんど気にならず、初めてでも使いやすいと感じました。ただ、塗ったらシワができた部分もありました。10年分のクセや乾燥の影響でしょうね。
正直見た目では、全然変化は見られませんが、触った感じが塗る前と後では全く違います。
革クリームを塗るとどんなメリットがある?
- 保湿・柔らかさの維持
- ツヤ出し
- 軽い汚れ・水の防止
- 革の寿命延長
革クリームの使い方のコツ
- 少量ずつ塗る
- 柔らかい布で薄く伸ばす
- 乾いた後に軽く磨くと自然なツヤが出ます

古い革は表面が剥がれかけている場合もありますが、クリームはあくまで保湿と触感改善がメインです。完全には元に戻りません。
ワックスとクリームの違い・透明でもOK
革ケア用品にはワックスとクリームがありますが、見た目やパッケージ表記だけでは判断できないことも多いです。
特に100均の透明クリームは水分が多めの乳化タイプで、塗ったときに水っぽく感じますが、乾くと革に油分が浸透してしっとり感が残ります。以下の表で整理しました。
種類 | 特徴・見た目 | 主な成分 | 効果 |
---|---|---|---|
クリーム | 柔らかく伸びやすい。白や透明、淡色もある | 油分(ミンクオイル・ラノリンなど)+少量のワックス | 保湿、柔軟性維持、色補正 |
ワックス | 固めで表面に膜を作る。色付きも多い | 蜜蝋・カルナバワックスなど | 表面保護、ツヤ出し、防水 |
100均透明タイプ | 水分多めの乳化タイプで柔らかく伸びる | 水+油分の乳化 | 革に浸透してしっとり感を与える。乾くとベタつかない |
さらに本格的な革ケアを目指すならおすすめアイテム
100均クリームで満足できた方、さらに革を長くきれいに使いたい方には、以下の製品もおすすめです。
コロンブスプレミアム ブライドルレザークリーム
ブライドルレザー専用。深い艶と保湿効果。長年使用した革財布向け。
Amazonでも、星4.3と高評価です。
サーフィールデリケートクリーム
ホホバオイル・小麦プロテイン配合でデリケート革に優しい。ひび割れ・劣化防止。
Amazonでも、星4.5と高評価です。
まとめ
10年放置の革財布でも、100均クリームでしっとり感や柔らかさが少し復活しました。
ただ、シワや摩耗は改善されません。「革の感触を少しでもよくしたい」という人には、まずは塗ってみてはどうでしょうか?
塗るだけで触り心地が変わるので、ぜひ試してみてください。