秋冬になると、室内で靴を履く時間が増え、実は夏より足が蒸れやすくなります。
小学校から帰ってくると、靴下や靴の中がムワッとにおうことも…。
「もしかして、うちの子の足、臭いのかも…?」と不安になる方も多いでしょう。子どもはデリケートなので、友達に「足が臭い」と言われたら傷ついてしまいます。
でも安心してください。子どもの足の臭い問題は、今日からでも簡単に改善できます。
この記事では、秋冬に特に起こりやすい足の蒸れや臭いの原因と、今すぐ実践できる消臭法を詳しく解説します。
さらに、10円玉やコーヒーの残りカスを活用した意外な方法や粉末タイプの靴専用消臭グッズも紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
秋冬でも足が臭くなる理由とは
足の臭いは夏だけの問題ではありません。
秋冬は室内で靴を履く時間が長く、通気性が悪い状態が続きやすいため、靴の中の湿気がこもりやすくなります。
足の裏には汗腺が多く、1日にコップ1杯分ほど汗をかくことも。
汗自体は無臭ですが、靴や靴下の中で蒸れることで雑菌が繁殖し、汗や皮脂を分解してイヤな臭いを発生させます。
特に通気性の悪い靴や毎日同じ靴を履く習慣があると、湿気がこもり、臭いが強くなります。
秋冬は暖房の影響で室内が乾燥しているように見えても、靴の中はむしろ蒸れやすい環境になっていることが多いのです。
臭いを消すための基本
まずは足を清潔に保つことが大切です。
お風呂では指の間まで丁寧に洗い、洗った後はタオルやドライヤーで完全に乾かします。
また、靴も毎日同じものを履かず、一日休ませて乾燥させるとニオイの軽減につながります。
秋冬は室内で靴を履く時間が長いため、粉末タイプや乾燥剤などの消臭グッズを併用するのがおすすめです。
今日からできる簡単な消臭法【3選】
10円玉を使った消臭法
家庭で手軽にできるのは、靴の中に10円玉を入れる方法です。
10円玉は銅が95%でできており、銅イオンには抗菌作用があります。
雑菌の繁殖を抑えることで、足の臭いを軽減できます。できるだけきれいな10円玉を使うのが望ましく、古いものはお酢やレモンにつけて磨くとピカピカになります。
靴全体にバランスよく配置するとより効果的です。
コーヒーの残りカスを活用した消臭法
コーヒーの残りカスにはニオイを吸着する性質があります。
淹れた後のカスを風通しの良い場所でしっかり乾燥させ、靴の中に入れるだけで簡単に消臭できます。
秋冬は特に室内で靴を履く時間が長いため、雑菌が繁殖しやすく、こうした消臭法の効果が実感しやすい季節です。
使用するときは、完全に乾燥させないとカビの原因になるので、必ず乾かしましょう。
粉末タイプの靴専用消臭グッズ(シューズシャワー)
粉末タイプの靴専用消臭グッズ「シューズシャワー」は、靴の中に粉を振りかけるだけで消臭・除菌・抗菌の効果が期待できます。

5〜7日間の連続使用で靴全体に浸透し、秋冬の蒸れやすい環境でも持続的な消臭効果が期待できます。
成分にはコンスターチ、クジン、サリチル酸、銀、緑茶、ミョウバンなどが含まれています。

使用方法は簡単です。
靴の底に粉を数回振りかけて全体に広げ、そのまま2〜3時間放置します。

手で広げても、靴を軽く振っても粉はなじみます。
粉は靴底に少し残りますが、履いているうちに自然になじむため心配はいりません。
夜に振りかけて寝かせるだけで、翌朝のムワッと感が軽減されます。
その他の消臭グッズ
粉末タイプ以外では、スプレータイプやインソールタイプ、乾燥剤タイプもあります。
ドクターショールのスプレータイプは大容量で使用しやすいと多数の口コミがあります。アマゾンでは★4.3の高評価です。特に、秋冬に履きやすいムートンブーツに使用しやすいとの声が目立ちました。
ドクターショールのインソールタイプは履いている間、消臭し臭い金の繁殖を阻止してくれます。しかし、子どもサイズが見当たらなかったため、大人用をカットする必要があります。また、サイズに合わなくなってきた場合は定期的な交換が必要です。
乾燥剤タイプは靴の湿気を吸収して雑菌の繁殖を抑えるもので、直接の消臭効果はありませんが蒸れ防止に有効です。竹炭を使用しているため、下駄箱に入れているだけOKです。
それぞれに長所短所があるので、ライフスタイルに合ったタイプを試してみてください。
まとめ
今回は、秋冬でも気になる子どもの足の臭い問題に向けて、今日からできる簡単消臭法を紹介しました。
- 10円玉を靴に入れる
- コーヒーの残りカスを乾燥させて使う
- 粉末タイプの靴専用消臭グッズを活用する
秋冬は室内で靴を履く時間が長く、意外と足が蒸れやすい季節です。
今回紹介した方法を組み合わせることで、臭いの軽減が実感しやすくなります。子どもの足のニオイの悩みが少しでも軽くなり、親子で気持ちよく過ごせるようになることを願っています。