ゲオの「ANCワイヤレスヘッドホン GRKOS-WHS 1096Pro BK」を実際に使ってみました。
ゲオのヘッドフォンを探していて、1096Proの使い心地やANCの効果が気になっている方もいるのではないでしょうか。
1096Proは、税込4,378円でANC(アクティブノイズキャンセリング)、外音取り込み、空間オーディオ、ヘッドトラッキング、マルチポイントなどを搭載したワイヤレスヘッドホンです。
今回は、初回の充電やBluetooth接続から、約1時間使用したときの装着感、ANC、外音取り込み、折りたたみ部分の使い勝手まで確認しました。
私は普段ワイヤレスイヤホンを使用しており、ヘッドホンを使うのは今回が初めてです。そのため、ほかのヘッドホンと比較して側圧やANC性能を評価するのではなく、実際に使って感じたことを中心に紹介します。
ゲオのヘッドホン1096Proのスペック・価格

1096Proの主な仕様は以下のとおりです。
| 項目 | 公式仕様 |
|---|---|
| 商品名 | ANCワイヤレスヘッドホン |
| 型番 | GRKOS-WHS 1096Pro BK |
| 価格 | 税込4,378円 |
| ヘッドホンタイプ | オーバーイヤー型 |
| 本体重量 | 約292g |
| ドライバー | 40mmダイナミック型 |
| Bluetooth | Ver.5.4 |
| 対応コーデック | SBC |
| 連続音楽再生時間 | 約51時間 |
| 連続通話時間 | 約42時間 |
| 充電時間 | 約2.5時間 |
| ANC | 対応 |
| 外音取り込み | 対応 |
| 空間オーディオ | 対応 |
| ヘッドトラッキング | 対応 |
| マルチポイント | 2台同時接続対応 |
| 低遅延モード | 対応 |
| 有線接続 | 対応 |
| 付属品 | Type-C充電兼オーディオケーブル(約1m)、取扱説明書兼保証書 |
| 保証期間 | 6カ月 |
出典:ゲオ公式商品情報
4,000円台ながら、ANCや外音取り込みのほか、空間オーディオやヘッドトラッキング、2台同時接続できるマルチポイントなどにも対応しています。
付属のType-Cケーブルは充電だけでなく、有線でのオーディオ接続にも使用できます。
ただし、今回実際に確認したのは、Bluetooth接続、ANC、外音取り込み、装着感、折りたたみ部分、開封後の初回充電です。
空間オーディオやヘッドトラッキング、マルチポイントなどについては、実際に確認したうえで必要に応じて追記します。
ゲオ1096Proを実際に使ってレビュー
ここからは、1096Proを実際に使って感じたことを紹介します。
開封・充電・Bluetooth接続
開封後は、10時10分に充電を始め、11時に赤いランプが消灯しました。初回充電では、約50分でランプが消えたことになります。
ただし、開封時点のバッテリー残量は確認できていません。そのため、0%から満充電になるまで約50分だったという意味ではありません。
公式仕様の充電時間は約2.5時間です。
Bluetoothの初回接続は簡単でした。
電源ボタンを長押しして電源を入れ、スマートフォン側でBluetoothをオンにして1096Proを選ぶと、そのまま接続できました。初めてヘッドホンを使う私でも、特に迷うことはありませんでした。
装着感|メガネでは約1時間で痛みを感じた
1096Proを装着すると、すぐにヘッドバンドが頭頂部に当たる感覚がありました。この時点で、長時間つけると痛くなりそうな印象もありました。
メガネをかけた状態では、イヤーパッドによってメガネの位置が固定されるような感覚があります。
そのまま約1時間使用したところ、こめかみより少し下にあるメガネのテンプル部分が痛くなりました。ヘッドホンの締め付けによって、メガネのつるが押されているように感じます。
頭頂部にも痛みがあり、最終的には約1時間でヘッドホンを外しました。
私には少し締め付け感がありましたが、今回が初めてのヘッドホンなので、ほかの製品より側圧が強いかどうかは分かりません。
また、装着感は頭の形やメガネの形状、ヘッドバンドの調整位置などによっても変わります。あくまで、メガネをかけて使用した私の場合の感想です。
使用中は耳まわりの蒸れも感じました。耳を覆うタイプのヘッドホン自体を初めて使ったため、1096Pro特有のものかどうかは分かりませんが、長時間使う場合には気になるポイントでした。
ANC|人の声は残るが環境音には効果を感じた
ANCは、音楽を流していない状態と、ヘッドホンから音楽を再生した状態で試しました。
まず、音楽を流さず、YouTubeから人の話し声を再生してANCをオンにしました。
ANCをオンにすると、声が少しこもったような聞こえ方になります。ただし、話している内容は聞き取れました。「周囲の声が聞こえなくなる」というほどではありません。
次に、ANCをオンにしてヘッドホンから音楽を流してみました。
この状態では、自分が打っているキーボードの音が聞こえにくくなり、室内の換気音もほとんど気にならなくなりました。
ただし、この結果にはANCだけでなく、再生していた音楽によるマスキングも含まれています。
今回試した範囲では、人の話し声は残る一方、換気音のような一定の環境音には効果を感じました。
外音取り込み|周囲の声もしっかり聞こえる
外音取り込みモードも実際に使用しました。
モードを切り替えると、周囲の音をしっかり取り込んでいると感じました。
ヘッドホンをつけたまま子どもの話し声を聞きたいときなど、周囲の様子を確認したい場面には便利そうです。
ANCで周囲の音を抑えたいときと、周りの音を聞きたいときで切り替えられるのは使いやすいと感じました。
サイズ調整・折りたたみなどの使い勝手
ヘッドバンドは左右に伸ばすことができ、頭に合わせて長さを調整できます。

イヤーカップ部分も可動します。イヤーカップを持って本体を持ち上げるだけでも向きが大きく変わり、毎回「へにょん」と動くような感覚がありました。
使用するために持ち上げるたびに動く点は、私は少し気になりました。

このイヤーカップの動きとは別に、収納時には本体を折りたためます。折りたたむとイヤーカップが内側に収まり、コンパクトな状態になります。

過去に使ったゲオのヘッドホン・イヤホン
これまでに、ゲオの「2in1完全ワイヤレスイヤホン」とワイヤレスヘッドホン「BTH-HZ005」を使ったことがあります。
2in1完全ワイヤレスイヤホン
2in1完全ワイヤレスイヤホンは2021年に購入しました。

イヤホンケースに2,600mAhのバッテリーを搭載し、モバイルバッテリーとしても使える製品です。バッテリー残量をデジタル表示でき、イヤホンとモバイルバッテリーの役割を1台でこなせる点が便利でした。
ゲオのイヤホンでは、寝ながら使えるタイプも実際に使用しています。
耳を覆わないタイプを探している方は、ゲオの寝ながらイヤホン「KS-17」と旧モデルTWS-B99の比較も参考にしてください。
BTH-HZ005
BTH-HZ005は、2023年に子ども用として税込2,178円で購入しました。
有線・無線の両方に対応し、折りたたみやサイズ調整ができる点は便利でした。

一方、私が購入した個体では、半年足らずで耳に当たる部分が外れてしまいました。
これはBTH-HZ005で経験したことで、1096Proの耐久性を示すものではありません。1096Proについては、今後使い続けながら確認していきます。
1096Proは対応機能が多い
過去に使った製品と比べると、1096ProはANC、外音取り込み、空間オーディオ、ヘッドトラッキング、マルチポイントなど、対応している機能が多くなっています。
今回確認した範囲でも、ANCと外音取り込みは実際に切り替えて使用できました。
旧製品とは価格や製品タイプも異なるため、単純な性能比較ではありませんが、1096Proは機能の多さを重視したい人には候補になりそうです。
ゲオ1096Proがおすすめな人・おすすめしにくい人
実際に使用した感想から、1096Proが向いていそうな人、購入前に確認しておきたい人をまとめます。
おすすめな人
- 5,000円以下でANC搭載ヘッドホンを探している人
- 換気音などの環境音を気になりにくくしたい人
- 外音取り込みで周囲の声も確認したい人
- Bluetooth接続が難しくない製品を探している人
- 折りたたんで収納できるヘッドホンを探している人
空間オーディオやマルチポイントなどにも対応していますが、これらはまだ実際に試していないため、使用感については検証後に追記します。
おすすめしにくい人
- メガネをかけたまま長時間使用したい人
- ヘッドバンドが頭頂部に当たる感覚が苦手な人
- 耳まわりの蒸れが気になりやすい人
- 人の話し声をできるだけ聞こえにくくしたい人
私の場合、メガネをかけて約1時間使用すると、テンプル部分と頭頂部に痛みを感じました。
装着感には個人差があるため、メガネをかけて長時間使用する予定の人は、可能であれば購入前に装着感を確認したほうがよさそうです。
まとめ
ゲオの「GRKOS-WHS 1096Pro BK」は、税込4,378円でANC、外音取り込み、空間オーディオ、ヘッドトラッキング、マルチポイントなどに対応したワイヤレスヘッドホンです。
実際に使ったところ、Bluetoothの初回接続は簡単でした。
ANCは人の話し声を完全に消すほどではありませんでしたが、換気音などの環境音には効果を感じました。外音取り込みモードでは、ヘッドホンをつけたままでも周囲の声を確認できます。
一方、私がメガネをかけて使用した場合は、約1時間でテンプル部分と頭頂部に痛みを感じました。長時間使いたい人は、機能だけでなく装着感も確認しておきたいところです。
現時点では空間オーディオ、ヘッドトラッキングなど、まだ確認できていない項目もあります。追加で試した内容については、実際に確認できた範囲で追記します。


