今の子供は、目が悪くなりがちですよね。
私も子供の視力低下に悩んでいる母親の一人です。
でも、視力低下を防ぎたいからと言って、子供にゲームやスマホを与えないと、友達の話題に入れない可能性もあるので、まったく与えないのは難しいですよね。
本当は時間でコントロールしたいのですが、なかなか上手くいかなくて困っています。
でも、視力の低下は防ぎたい!そこで、予防と対策を調べてみました。
子供の視力低下はなぜ起こる?
子供の視力が低下している子供が増えた理由は、やはり「スマホ」や「ゲーム機」と触れる機会が多いから。
最近は小学生から、学校の学習で端末を使用するので、PCなども触れる機会が多くなっています。
室内での生活時間が長くなると視力の低下が進むようです。
なぜなら、スマホなどは近いところを長時間見つめ続ける為、近距離にピントが固定されやすくなり、遠くがボヤけて見えるようになります。
また、子供の時から近くばかり見ていると、眼軸長(眼球の長さ)が伸びるてしまう可能性があるので、注意が必要です。
この眼軸長は一度伸びてしまったら、現在は治療で短くすることはできません。
眼鏡やコンタクトを使用して矯正はできますが、治療ができないので、出来るなら防いであげたいですよね。
子供の視力低下の予防法は?
予防法は、スマホやPCなどの近くを見る作業の際は、1時間ごとに5~10分程度目を休めること。
また、近くを見続けるとピントが合いづらくなるので、遠くの景色をみて休憩するのも大事です。
遠くの景色を見ることによって、目の中にある「毛様体筋(もうようたいきん)」という筋肉が、収縮した状態から緩んだ状態になります。その為、遠くを見るのがオススメです。
子供の視力低下の対策グッズ「アイケアクリップ」
そんなこと言っても子供が言うこと聞かない。
あまりうるさく言うと関係性が悪くなるので何度も言いにくい。
と思う方の為に、対策グッズもあります。
眼鏡に取り付けるセンサーの「アイケアークリップ」です。
メガネに取り付けるってどういう事?そもそも、この小さいもので近視対策出来るの?
と、お思いかもしれませんが、このアイケアークリップの凄いところは、センサーで「距離」「調光」「角度」を感知すること。
眼鏡に取り付けて使用した時に、「距離」「調光」「角度」が悪いと振動で教えてくれること。
また、アプリと連動して使用できるのも魅力です。
詳しくご説明します。
アイケアークリップを使用してみた
いくら、近視の対策が出来ると謳っても、実際に使ってみないと分からないので、ここからは、使用方法と個人的な感想になります。
実際にレンタルして、使ってみました!
アイケアークリップの内容
このような箱に入ってきました。
開封してみると、、
内容物は、
- アイケアークリップ本体
- 充電コード
- アイケアークリップの調節用ゴム×2
- 説明書×2
アダプタは無いので、必要な方は別途に用意する必要があります。
アイケアークリップの取り付け方は?
まず、本体を1時間ほど充電します。満充電で最長2日間使用することが可能です。(使用状況にもよります。)
充電が完了したら、メガネのブリッジに取り付けます。
メガネへの取り付け方は、引っ掛けるだけで簡単です。
ひっかける部品の形状は、このような感じです。
ただ引っ掛けるだけだと、ブリッジ幅が合わないメガネの場合、スグに取れてしまうので、取り付け用のゴムで落ちないように調整しましょう。
フックにゴムに差し込んで、ブリッジの厚みに合うように調整します。
ゴムは2種類あり、裏表両側とも使えて、ブリッジ幅が1〜5ミリのメガネに対応可能です。
ゴムで調整後、引っ掛けるとこんな感じです。
ゴムのおかげで、頭を多少動かしただけでは、簡単に外れないようになりました。
ちなみに重さは、約7グラムです。(1円玉が7枚分の重さ)
実際に持っても重い感じはしないので、子供の負担にはならないと思います。
私自身もつけてみましたが、取り付けても気になりませんでした。
アイケアークリップの使い方は?
取り付け後は、アプリをダウンロードして、Bluetoothで接続して使用します。
まず、本体の電源を付けます。電源ボタンなどはなく、タッチ式です。「Hold On」と書いてある場所を3回タッチすると、振動して電源が付きます。
※アイケアークリップ1個につき、接続できる端末は一台です。
接続出来たら、アプリを開き設定していきます。
アプリ内では以下が設定できます。
- 目からの距離
- 頚椎の角度
- 照度
使用途中に、設定した内容を守れていないと、アイケアークリップが振動して教えてくれることになってます。
「照度」や「目からの距離」などは気にかけやすいですが、「頸椎の角度」までは、なかなか目が届かないので、この機能は本当にありがたいと思います。
息子は普段は猫背ですが、アイケアークリップを使用してる間は、姿勢を気を付けるようになってくれました。
そして、振動する時間の間隔も設定出来ます。最短が10秒、最長が5分になります。
10秒だと頻繁に注意されストレスになる可能性があるので、1分がオススメです。
メーカーのおすすめ時間も1分になっています。
あまり厳し目に設定すると「子供が付けたくない」となってしまうと困るので、子供と相談しながら設定してみるといいかと思います。
ただし、ここで少し気になったのが、「振動で知らせてくれる」ということ。
メガネが振動すると、子供のストレスにならないのかな?
そして、振動したとして何が原因で振動してるのか分かるの?
実際に子供に、使用した感想を聞いてみると、
ストレスを感じるような振動じゃないよ。
むしろ、振動したらちゃんと守らなきゃってなるから大丈夫だよ!
とポジディブな意見でした。
また、振動の回数で何が原因なのかもわかります。
回数で分かるようになっていますが、複数の原因があると1回だけの振動になるので、その場合はアプリで確認すると原因がわかります。
親が直接注意しなくていいのは、本当に嬉しいです。
アイケアークリップを使うことで、「アイケアークリップに怒られててる」と感じるので、「親=怒られる」からは解放されました。
使用状況はこのように見れます。
さらに詳細な情報も見れます。(上の画像とは別日です。)
使用時間や注意の回数などが見れるので、「何がいけなかったか?」が分かりやすいです。
また、過去のレポートも見れるので、改善しているかどうかも確認出来ます。
横にスライドすると、「距離」「角度」「照度」の平均が出てきます。
このように、今までのがレポートになっていると、やる気がでますよね。
アイケアークリップの使用時間は?
使用時間に関しては、何時間使用すれば効果があるか?ではなくて、ゲームやスマホなど「近距離の物を見るときに」使用するとよさそうです。
「何時間使用するか?」ではなく、「近距離を見る際に、使用したほうがよい」商品です。
アイケアークリップを1週間使用した「子供」の感想
1週間使用してみて、子供に感想を聞いてみました。
良かった点
- 自分で姿勢や明るさや距離を気を付けるようになった
- 自分で悪いところを、気づけるようになった
振動するたびに、「何がいけなかったのか」を伝えたので、自然と気にかけるようになってくれました。
また、「親から言われる」のと「アイケアークリップが振動」するのでは、注意を受けた時の子供の受け取り方が違ったので、私のストレスも軽減されました。
何より嬉しかったのは、「自ら気にかけてくれるようになる」という姿勢が見えたので、私としても嬉しい結果になりました。
気になった点
- 前髪や手などでもセンサーが反応してしまうこと。
スマホやゲーム機だけではなく、物に反応してしまうため、髪の毛や手などでも反応してしまうのが、困っていました。
アイケアークリップを使用した「親」の感想
子供は自分で気づけたとのことですが、親目線で感じたことも綴ってみます。
良かった点
- 子供が自分で気づけるようになった
- 問題点の可視化ができること
- 過去のレポートが見れるので、過去と現在を比較できること
気になった点
- 問題が複数あると、振動が一回なので、親のアプリで問題点を確認しないとわからないこと
- アイケアークリップに接続できる端末が一台の為、親のアプリで管理することになること。(子供のスマホにも同時に接続出来たら便利だと感じました。)
気になる点もありましたが、それ以上に便利な商品だと思いました。
何も対策しないで、視力低下が進むのよりも、アイケアークリップを使用してみたほうが、子供も親も気が楽になるかと思います。
まとめ
目は、一生付き合う大事な体の一部です。
子供の頃から視力が低下するとなかなか回復しづらいかと思うので、対策グッズで少しでも予防してあげるといいと思います。
また、眼鏡をかけていない子供でも使用できる、「Ai/Glasses」もあります。
Ai/Glassesは、眼鏡にセンサーが内蔵されているタイプですので、「現在眼鏡を使用していないけれど、近視を予防したい」というお子様にも使用できます。