子どもの成長は早く、靴のサイズもどんどん大きくなっていきますよね。
気がつけば下駄箱は靴で溢れかえり、靴の入れ替えに困っている方も多いのではないでしょうか?
そんな時に便利なのが、100円ショップで買える「突っ張り棒」です。
壁と壁の間に突っ張らせて物を掛けたりするのに使えますが、下駄箱の棚板としても使用できます。
突っ張り棒の魅力は、なんといってもその手軽さ。下駄箱に傷をつけることなく、専用の工具も必要ありません。
そして、何より安価に棚を増設できるのが嬉しいポイントです。
突っ張り棒を棚板代わりに使うメリット
既存の棚板だけではどうしてもデッドスペースができてしまい、空間が使えていないことがあります。
棚板を追加しようと考えたときに、まず、下駄箱のサイズを測らなければなりませんよね。

サイズを測り、板をカットするなると、お金もかかるし、手間もかかり面倒なんですよね。
しかし、突っ張り棒なら、ある程度サイズが分かれば伸縮で微調整ができるので、サイズ選びに神経質になる必要がなく、気軽に挑戦できます。
奥行きのある下駄箱の場合でも、突っ張り棒を2本でなく、3本程度並べて設置すると、より安定感が増します。
特に靴のようにある程度の重さがあるものを乗せる場合は、複数本で支えるのがおすすめですよ。
最近では、100円ショップでも様々な色やデザインの突っ張り棒が販売されています。下駄箱の雰囲気に合わせて選べるのも嬉しいですね。手軽に購入できるので、必要に応じて本数を増やしたり、配置を変えたりするのも簡単です。
突っ張り棒が下に落ちてくる場合の対策
突っ張り棒は”突っ張っているだけ”なので、どんどん下に落ちてくることがあります。下駄箱の棚に使うとなると、靴を乗せることになるので、しっかりと突っ張らせる必要があります。
特に下駄箱の棚として使用し、靴の重さが加わる場合は、しっかりと固定する必要があります。
突っ張り棒を正しく設置するコツコツは、突っ張る幅よりも1㎝ほど長くして、ぎゅっと縮めてから、突っ張らせるのが正しい付け方です。こうすることで、より強い力で固定され、抜けにくくなります。
それでも、時間が経つと下がってくる、あるいは重いものを乗せると不安という場合は、さらにひと工夫加えましょう。
そんな時に役立つのが、同じく100円ショップで手に入る「耐震マット」です。

耐震マットは、地震の揺れなどで物が倒れるのを防ぐためのアイテムですが、突っ張り棒の滑り止めとしても非常に効果的です。
この耐震マットを小さくカットして、このように、突っ張り棒の両端と下駄箱の接地面の間に挟んで使用します。

私の場合、突っ張り棒3本だけでは、大人の靴を2足乗せると徐々に下がってきてしまっていたましたが、耐震マットをそれぞれの突っ張り棒の両端に挟むことで、なんと、大人の靴2足に加えて、子供靴3足を乗せても全く落ちなくなりました。
突っ張り棒3本と耐震マット1枚(数回分にカットできます)で、収納力が大幅にアップするので、お得で経済的ですよ。
それでも落ちるようであれば、突っ張り棒のアイテムもありましたので参考にしてください。
突っ張り棒アレンジに役立つアイテム
突っ張り棒をさらに便利に使うたのアイテムがいくつかあります。これらを使うと、収納の幅がさらに広がりますよ。
突っ張り棒用棚板
突っ張り棒と突っ張り棒の間に設置できる専用の棚板です。
これを使うと、より安定した棚を作ることができるので、小物や軽い靴などを安心して置けますよ。

突っ張り棒だけよりも、見た目も綺麗が見えます。
突っ張り棒用フック
突っ張り棒に引っ掛けて使えるフックです。鍵や靴べら、折り畳み傘などを掛けて収納するのに便利です。S字フックなど様々な形状があるので、用途に合わせて選べます。
ストッパーがついてるので、外れにくいS字フックです。
細かなものを吊るすのに使えます。
結束バンド・ケーブルタイ
複数の突っ張り棒を固定したり、突っ張り棒と他のアイテムを固定したりするのに使えます。目立たないクリアタイプを選ぶと、見た目もスッキリします。
こちらは、取り外しができるので、繰り返し使えます。
突っ張り棒用支えシール
耐震マット以外にも、突っ張り棒の滑りを防ぐシール商品もあります。突っ張り棒が収まるようになっているので、取り付けやすそうです。
まとめ
突っ張り棒を使った棚板の増設は、面倒な穴あけ作業も不要で、誰でも簡単に実践できます。
また、収納する靴の種類や高さが変わっても、突っ張り棒の位置を簡単に調整できるので、常に収納スペースを確保できますよ。
もし、下駄箱の収納スペースが足りなくて困っているなら、ぜひ一度、100円ショップの突っ張り棒を活用した収納術を試してみてくださいね。