Switchのジョイコンを修理しようとしたとき、Y字ネジをなめてしまい、まったく回らなくなったことがあります。
少し溝が残っているうちはゴムを挟む方法で外せることもありますが、私の場合は完全に潰れてしまい、ドライバーではどうにもならない状態に。
最終的には、ネジの頭を少しずつ削ってカバーを外し、残った軸をペンチで取り除きました。
この記事では、実際になめてしまったジョイコンのY字ネジを外した方法を紹介します。
ジョイコンのネジがなめたときの外し方
ジョイコンのネジがなめてしまっても、まだドライバーが少し引っかかる程度なら外せる可能性があります。
いきなりネジを削るのではなく、まずは簡単な方法から試してみました。
ネジの溝が残っているならゴムを挟んでみる
私が最初に試したのは、ネジとドライバーの間に薄いゴムを挟む方法です。
家にあった風船を1cm角くらいに切り、ネジの上に置きます。その上からY字ドライバーをしっかり押し当てて、ゆっくり回します。
ネジの溝が少し残っている程度なら、ゴムの摩擦でドライバーが引っかかり、回せることがあります。
ただ、空回りする状態で何度も続けるのはやめたほうがいいです。
私もそうでしたが、無理に回しているうちに残っていた溝まで削れてしまうと、さらに外しにくくなります。
完全になめてしまったのでネジ頭を削った
私のジョイコンは、最終的にY字の形がほとんど分からないくらい潰れてしまいました。
こうなるとゴムを挟んでもドライバーが引っかかりません。
そこで最終手段として、ネジ頭そのものを削って外すことにしました。
ネジ頭を削り切ればカバーを開けられるので、そのあと本体側に残ったネジの軸をペンチで回して取り外します。
なめたY字ネジを実際に外した手順
用意したもの
今回使ったのは、2mmの鉄工用ビット、ビットを取り付けるドライバー、ラジオペンチ、交換用のY字ネジです。


鉄工用ビットとドライバーはダイソーで購入しました。
Switchの分解に使うY字ドライバーについては、こちらの記事で実際に使ったサイズなどを紹介しています。
▶【100均】ダイソーのY字ドライバーはSwitchに使える?売り場・サイズと使った結果
ネジ頭を少しずつ削る
鉄工用ビットを使って、潰れてしまったネジ頭を少しずつ削っていきます。

この作業、思っていた以上に地味です。
私はテレビを見ながらひたすら削り続け、ネジ頭が取れるまで1時間ほどかかりました。

削っていると細かい金属粉も出ます。目に入ったり吸い込んだりしないよう注意し、人やペットの近くでは作業しないほうが安心です。
私は下にゴミ箱を置いて、出た粉が散らばらないようにしながら作業しました。
ネジ頭が取れたらカバーを外す
ネジ頭を削り切ると、ネジの軸だけを残した状態になります。
ここまでくればカバーを外せます。

削るときに本体側まで傷つけてしまわないよう、最後まで少しずつ進めるのがポイントです。
残ったネジの軸をペンチで外す
カバーを開けると、それまでネジ頭に隠れていた軸の部分をつかめるようになります。
この軸をラジオペンチで挟み、反時計回りに少しずつ回して取り外しました。

ネジの軸が短いので、ここも意外とつかみにくいです。
それでも少しずつ回していくと、無事に取り外せました。
潰れたネジは新しいものに交換
一度なめてしまったネジは、そのまま再利用せず新しいものに交換しました。
Switchやジョイコンを何度か自分で修理するなら、交換用のY字ネジを予備で持っておくと安心です。
なぜジョイコンのネジをなめてしまった?
私の場合、修理を始めた当時は工具について今ほど分かっておらず、ネジに合ったドライバーを使うことの大切さもあまり意識していませんでした。
サイズが合っていないドライバーを使ったり、斜めになった状態で無理に回したりすると、ネジの溝が削れやすくなります。
また、「固いからもっと力を入れれば回る」と思って力任せに回すのも危険です。
ドライバーはネジに対してまっすぐ当てて、押す力をかけながらゆっくり回すほうが失敗しにくいです。
少しでもドライバーが滑り始めたら、そのまま続けず、一度工具やサイズを確認したほうがいいと思います。
ネジをなめないために気をつけたいこと
一度完全になめてしまうと、外すだけでかなり時間がかかります。
私のように1時間ネジを削る羽目にならないためにも、修理を始める前にドライバーがネジにきちんと合っているか確認しておくのがおすすめです。
また、一度外して傷んでいるネジは、無理に再利用せず新しいものへ交換しておくと、次に分解するときも楽になります。
交換用のY字ネジはAmazonや楽天などで購入できます。サイズや対応機種を確認して選んでください。
どうしてもネジが外れない・修理に失敗した場合
ここまで試してもネジが外れない場合や、修理中に本体やジョイコンを壊してしまった場合は、無理に作業を続けないほうが安心です。
任天堂や修理店へ依頼する方法もありますが、状態によっては修理費用が高くなることもあります。
また、壊れてしまったジョイコンやSwitch本体でも、ジャンク品としてメルカリやヤフオクなどで売れる場合があります。
部品取り目的で探している人もいるため、買い替える場合は処分する前に出品価格を確認してみてもよいでしょう。
ジョイコンのスティック交換そのものについては、こちらの記事で紹介しています。
▶ ジョイコンのスティックが勝手に動くときの交換手順はこちら
まとめ|ジョイコンのネジは無理に回し続けない
ジョイコンのY字ネジがなめてしまっても、まだ溝が残っていれば、ゴムを挟むことで外せる場合があります。
私の場合は完全に溝を潰してしまったため、最終的にネジ頭を削って取り外しました。
無事に外せたものの、ネジ1本に約1時間。かなりしんどい作業でした。
少しでもドライバーが滑り始めたら無理に回し続けず、まず工具やサイズを確認するのがおすすめです。


