「ミルクを作るときにお湯を水筒に入れたいけど、普通の水筒でも大丈夫なのかな?」
と疑問に思ったことはありませんか?赤ちゃんに使用するお湯なので、安全な状態で飲ませてあげたいですよね。
しかし、普通の水筒を持っているなら「わざわざ調乳用水筒を買わなくてもいいのかな?」と思う方もいると思います。
今回は、「調乳用水筒」と「普通の水筒」の違いについて調べてみました。

結論としては、やはり「調乳用水筒」がオススメです。
ご参考にしてみてください。
調乳用水筒と普通の水筒の基本的な違い
では「調乳用水筒」と「普通の水筒」は、具体的にどのようなところが違うのでしょうか?
調乳用水筒の特徴
調乳用水筒は、赤ちゃんのミルクを作るための専用水筒。ミルクの調乳が安全にできるように配慮されています。
赤ちゃんのミルクに使うお湯の温度は、70度以上が適しています。調乳用水筒は、70度以上で長時間保温が可能なんです。
調乳用水筒で70℃以上のお湯を保てる時間は、商品によって異なりますが、おおよそ4~6時間程度が目安です。
赤ちゃんが成長すると授乳間隔が広がるので、選ぶときは出来るだけ長時間保温が可能なものを選ぶのがポイントです。
楽天市場で【調乳用水筒】を探す普通の水筒の特徴
対して、普通の水筒は、保温・保冷機能があますが、70度以上を保温する目的にはなっておりません。
一般的な平均は、一般的には6時間後に60℃~78℃程度を保つことが多いため、製品によって異なります。
どちらを選ぶべき?
使用目的が赤ちゃんのミルクを作るためならば、調乳用水筒がオススメです。
なぜなら、70度以上の保温が可能なため、安心できますよね。
また、調乳用水筒は、赤ちゃんが使用しなくなっても通常の水筒としても使うことが可能です。その為、赤ちゃんが使わなくなっても大人が使用すること画可能です。
ただし、デザインがかわいらしい物が多いので、選ぶ際は長期的に使えそうなデザインを選ぶのがポイントです。
普通の水筒は調乳用に代用できる?
普通の水筒は、赤ちゃんんのミルクを作るための仕様になっていない為、70度以上を保てるかどうかは、製品によって異なります。
赤ちゃんのミルクを作る目的であれば、調乳用を選ぶことをオススメします。
調乳用水筒の選び方
調乳用水筒と言っても、どのようなものを選べばいいのでしょうか?
消毒のしやすさやデザイン性で考えてみました。
消毒のしやすさと衛生面
広い口の水筒は、内部の隅々まで洗いやすいため、衛生面で安心できます。
また、手を入れて洗えるタイプだとお手入れが楽です。食洗機があるならば、食洗機対応のタイプもオススメです。
また、水筒の蓋や注ぎ口が分解できるデザインは、各パーツを個別に洗浄でき衛生的です。
赤ちゃんの口に入れるものなので、衛生面はやはり気を付けたいですよね。特にシリコンやゴム製の部品が多い場合は、取り外して煮沸消毒が可能なものを選びましょう。
デザイン性
デザインはかわいらしいものが多いと感じました。
サーモスとスケーターの調乳用水筒を、2種類ご紹介します。
サーモス 調乳用ステンレスボトル JPA-350B
71℃以上(4時間)の保温が可能です。全パーツ食洗機対応なので、お手入れしやすいです。
ミッフィーの柄がかわいらしく、子供も大人も使用しやすいです。
スケーター 超軽量調乳用ステンレスボトル
保温時間は、70度以上(約4時間10分)です。可愛い柄が好きな方にはオススメの調乳用水筒です。
となりのトトロの柄が、かわいらしく魅力的です。また軽量で持ち運びやすいです。
調乳用水筒の使い方
次に、調乳用水筒の作り方をご説明します。お出かけ前に確認してみてくださいね。
熱湯を使ったミルクの作り方
①ミルク用のお湯を入れる前に、水筒に熱湯を少量入れてしばらく置いておくと、保温効果が高まります。水筒が温まったら、お湯を捨てます。
②水筒にミルクを作るためのお湯を注ぎます。調乳用水筒には保温機能があるため、長時間適温を保ちます。(水筒を選ぶ際に、保温時間を確認しましょう)
③温度計を使用して、適温(約70℃~80℃)を確認します。
④調乳用水筒から哺乳瓶に必要な量だけ、お湯を注ぎます。
⑤ミルクパウダーを加え、哺乳瓶をしっかり閉じて振り混ぜます。混ぜる際は、均一に混ざるようにしてください。
⑥赤ちゃんに与える前に、ミルクの温度を確認しましょう。手首の内側に少量を垂らし、体温程度の温度であることを確認します。
⑦使用後は、水筒をよく洗い、煮沸消毒が可能であれば定期的に消毒をしましょう。衛生的に保つことができます。
調乳用水筒の注意点
お湯の温度は適切な範囲内(約70℃~80℃)なのか確認しましょう。温度が高すぎると火傷するかもしれませんし、低すぎるとミルクが溶けにくくなります。
また、調乳用のアイテムは綺麗に保つことが大事です。使用後はしっかりと洗浄し、定期的に煮沸消毒をしましょう。
ミルクパウダーとお湯の量は正確に計量し、赤ちゃんに適切な量をあげましょう。使用後、保管する際は水筒やミルクパウダーは、直射日光の当たらない涼しい場所で保管します。
水筒の蓋やシリコンパーツは意外と、劣化しやすい部分なので、定期的にチェックし、劣化しているのであれば交換しましょう。
持ち運びやすさを考慮する
軽量な水筒は、外出や旅行時に持ち運びが楽です。赤ちゃんと一緒にお出かけすると、他にもたくさんの持ち物があるので、水筒は出来るだけ軽量な方がいいでしょう。

オムツや着替えやお菓子などで、バッグが重たくなってしまいますよね。
出来るだけ軽量なものを選ぶことをオススメします。
また、コンパクトなサイズの水筒は、バッグにすっきり収まり、場所を取りません。一般的には、500mlが人気のようです。
そして、持ち運びがしやすいように、ハンドルやストラップが付いているデザインを選ぶと便利です。肩から掛けられたり、手で持ちやすいものだと使いやすいですよ!