手作り万華鏡は、魅力的な光と色のパターンを楽しむことが素敵なおもちゃですよね。
そんな万華鏡づくりに必要な道具は、100均の材料を使って簡単に作ることができます。
万華鏡は「鏡」を使っていますが、鏡を使わなくても製作可能です。
鏡の代わりにアルミホイルやミラーシートを使用するので、小さな子供と一緒に作ることも出来ますよ。
万華鏡の仕組みとは?
万華鏡の仕組みは、意外と簡単です。
筒の内部に3枚の鏡を組み合わせて入れ、筒の先端にビーズなどを入れたケースを取り付けます。
万華鏡を回すとビーズが動き、それが内部の鏡に映ることによって綺麗に見えます。
内部に入れる鏡の数は決まってないようですが、大体3枚で作られていることが多いようです。
今回は鏡を3枚使って作ってみようと思います。
万華鏡の手作り方法(小学生向け)
まずは、通常の作り方の紹介です。アルミホイルやミラーシートではなく、アクリルミラーを使用します。
必要な材料と道具
材料は、ほとんど100均で購入することが出来ますよ。
- キッチンペーパーなどの芯
- アクリルミラー
- アクリルカッター
- クリアケース(筒のサイズに近いもの)
- ビーズなど(光が通る物の方が綺麗です。)
- テープやマスキングテープ
- 装飾用の画用紙や折り紙
- ハサミ
- 定規


キッチンペーパーの芯がなければ、トイレットペーパーやラップの芯でも大丈夫です。
アクリルカッター以外は、100均で揃えることが出来ます。
アクリルカッターは約700円程度なので、少し高いと感じますが、今後も工作をするのであれば、持っていると便利です。(写真では写し忘れています。)
万華鏡の基本の作り方
①初めに、キッチンペーパーの芯の長さをカットします。
用意したアクリルミラーが中に納まるサイズにカットしましょう。
キッチンペーパーの長さが、アクリルミラーと同じ長さだと、万華鏡を覗いたときに目に当たってしまうので、鏡の長さよりも少し長めに切るのがポイント。
②次に、アクリルミラーを筒に入るサイズにカットします。
アクリルミラーのサイズは、筒の直径×0.85の計算をすると、ピッタリのサイズでした。
ピッタリすぎてギチギチになってしまったので、余裕を見て‐3㎜引いて、筒の直径×0.82程度がベストです。
アクリルミラーをカットしたら3枚の鏡をテープで貼り三角形にします。

キッチンペーパーの芯の中に入れます。ピッタリですね。


この作業さえ終われば、後は簡単です
③次はクリアケースをキッチンペーパーの芯にテープでくっつけます。
このとき、クリアケースの蓋を外側にすると、後で中のビーズを入れ替えることができますよ。

④次は覗き穴を作ります。
覗き穴は、筒の片側を覆うように画用紙をかぶせ、真ん中に穴を開けるだけです。
作る途中の写真を撮り忘れてしまい、完成後の写真になります。

横から見るとこんな感じ。

⑤覗き穴の次は、アクリルケースにビーズなどを入れます。

私はビーズの他に、油性ペンで色付けして、小さく切ったプラバンも入れてみました。
⑥最後に、このままだとキッチンペーパーの芯が丸見えで不格好なので、色画用紙や折り紙などで装飾します。

今回は、画用紙とマスキングテープで装飾しました。
これで完成です!意外と簡単ですよね。
中を覗くとキラキラしてて綺麗です。

アクリルケースの中のビーズは入れ替えれるので、色々なものを入れて楽しめますよ!
アルミホイルやミラーシートを使う方法(幼児向け)
アクリルミラーだと手を切る危険性があるので、幼児の場合は「アルミホイルやミラーシート、ミラーシート」を使うと安全に製作できます。
アルミホイル
アルミホイルを使用する場合は、先ほどの基本の作り方のアクリルミラーを「厚紙にアルミホイルを貼ったもの」で代用してみてください。
アクリルミラーよりは鮮明さは劣りますが、紙なので加工しやすく、幼児でも一緒に取り組めます。
ミラーシート
また、ミラーシートの場合も同様です。
ミラーシートは、アルミホイルよりは価格が高めですが、鏡のように鮮明にうつります。
万華鏡の材料で余ったとしても、壁に貼り付けて鏡の代用としても使用できます。
失敗しないための注意点
アルミホイルやミラーシートを使う場合、できるだけきれいで傷がつかない様に気を付けましょう。鏡が傷ついてしまうと、万華鏡の中の模様がきれいに映らないことがあります。
また、材料をカットする際は、正確な寸法を測り、切り口がまっすぐになるようにすると綺麗に仕上がります。寸法がずれると鏡が正しく反射せず、模様が綺麗になりにくくなります。
また、万華鏡の中に入れるビーズやガラス片は、ちょうどよい大きさと色を選ぶのもポイントです。大きすぎると動きが悪く、小さすぎると模様が少なくなります。またカラーバリエーションが多いと鮮やかになるので、色々なものを入れて試してみると面白いです。
ネットで買える手作りキットの紹介
それでも材料がなかなかそろわない場合は、万華鏡の手作りセットもあります。
万華鏡のベースだけのセットなので、中に入れるビーズや装飾する画用紙などだけ用意すれば作れますよ。
こちらは、ビーズなど必要なものが入っているキットです。
まとめ
意外と簡単に出来る手作り万華鏡。
万華鏡の仕組みが分かると、子供も楽しめるかと思います。親子で一緒に作るのもいいですし、子供の自由研究にもオススメですよ!
入れるものによって柄が変わるので、いろんなものを入れて楽しんでみてください。