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不登校で勉強しないのは甘え? 親として悩み続けた6年の記録

不登校

私の息子は、小学校2年生から6年間、不登校です。

不登校になった当初は、精神的に不安定で、自分で壁に頭を打ち付けたりすることもありましたが、6年が経ち、今では元気を取り戻しました。

しかし、最近まったく勉強をしようとしません

勉強がわからないけど頑張っているときは、「教えてあげよう!」とこちらも手助けをするスタンスでしたが、全くやらないとなると話は別です。

先日まで、結構やる気があって前向きに勉強に取り組んでいる姿を見ていたのですが、最近は1日中寝て過ごすことが多くなってしまいました。

不登校の子どもが学習で『わからない』と直面する問題については、こちらの記事でも詳しく取り上げています。

不登校児の勉強がわからない対策│どうやって乗り越える?
不登校の子どもの学習について、「わからない」という状況は、親にとって大きな不安の種です。特に、学習の遅れが長期間にわたる場合、その不安は計り知れません。私自身も、中学1年生の息子が6年間不登校で、学習面での不安と日々向き合ってきました。この...

YouTubeやゲームには夢中なのに、勉強となると無気力になる息子を見て、親として「これは甘えでは?」という問いが頭から離れません。

この記事は、不登校の子どもが勉強しない現実に直面しながらも、どうにか改善しようと悩んでるリアルな親の本音です。

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不登校児が勉強しないのは甘え?

不登校で、勉強しないのは「甘え」と決めつけれることはできません。

不登校は、さまざまな理由で起こるからです。

精神面が弱っている時に勉強できないのは仕方ないことです。

しかし、私の息子は精神面も安定し、好きなことをしている間はイキイキしています。

にもかかわらず、「勉強」にだけはほぼ手をつけようとしません。

学校行かない代わりに、家での勉強を促しても机に向かうことができません。

そんな状況が続くと、「これって、ただの甘えなんじゃない?」と思わざるを得ません。

元気なのに「勉強だけ」やらない

不登校でも不安定な体調の時は「まぁ、仕方ないか⋯」と諦めもつきますが、明るく会話もでき、食欲があるときでも、勉強だけはやりません。

元気があるのは嬉しいのですが、勉強への拒否反応だけはずっと変わらない。

「せめて教科書読むだけでも!」

「プリント1ページだけでも!」

これだけハードルを下げても、やらないんです。
そう!わからないとかじゃなくて、「やろうとしない」のが問題なんです。

「依存型?」行動パターンと募る不安

わが子を見ていると、典型的な「依存型」の傾向があるように感じます。自分から何かを始めようとせず、他者からの働きかけがないと行動しないんです。

なので、私が「勉強するよ!」と隣で張り付いて教えると、しぶしぶ勉強をするんです。

また、本気で怒った時も勉強します。しかも、それなりの速さでこなします。

なので、できないわけじゃないんですよね⋯。

が、声かけだけして放っておくと案の定やりません。

たとえやったとしても、2時間かけて漢字10文字とか⋯。

5時間かけて、プリント1ページ(半分空欄)とか⋯。

「え?何やってたの?」というほど遅いペースです。

好きなゲームや動画には驚くほどの集中力を発揮するのに、「義務」や「努力」が伴うことには、途端に集中力が続きません。本当に都合のいい性格だなと感じます。

勉強以外でも興味が持てないことは続かず、時には即日終了で、「三日坊主」にすらならないことさえあります。

極めつけに、親が不在の間に隠れてゲームをしているのを見つけると、

「は?こっちの苦労わかってんの?」

という怒りの感情が込み上げてきます。

さらに、「Switch2が欲しい!皆持ってるのに俺だけ可哀想じゃない?」「最新のスマホじゃないと好きなゲーム遊べない」といった事を平然と言ってきます。

「おいおいおい……。どの口が言ってるんだ?怒」

と、怒りと同時に戸惑いを覚えることがあります。正直拳を出すのをぐっと堪えるレベルです。

自分の時間を削って働く親にとって、こうした言動は、「甘え」以外の何物でもないと思います。

もちろん、これらの性格を作り上げたのは親である私の責任かもしれませんが、何度説明しても理解してもらえないと、「もう、疲れた⋯」と私の方が無気力になります。

親だってツライ

この6年間、不登校の息子や癇癪持ちの娘と向き合うため、私は仕事や生活スタイルを何度も変えざるを得ませんでした。

コロナ禍下の子の育児も重なり、心身ともに限界を超え、いわゆる「バーンアウト」に近い状態でした。

「生活のために自分の時間を削り働いている。でも、子どもはただ休んでゴロゴロしている」という状況は、地味に精神がえぐられます。

しかし、それでも親は、子どものために働き続け、見守るしかない。れが世間で言う「親の責任」なんですよね。

わずかながら成長の兆しも

そんな中でも、嫌なことばかりではありません。

子どもの中に変化の兆しが見えることがあります。

「学校行かない、勉強しないなら、家事をしなさい!」と怒鳴ったことがきっかけで、たまにではありますが自主的に「手伝おうか?」と自ら声をかけてくれることが増えました。

私の日々の苦労を少しでも理解してくれると、それだけで報われたと感じます。

家事が受験のための勉強にはつながりませんが、いつかは自分でやらなければいけないことです。それが出来るようになっただけでも成長を感じました。

まとめ

親としての役割は、子どもが学校の基礎的な学習だけでなく、社会性や人との関わりを学び、何よりも「自分の足で生きていける力」を大人になるまでに身につけさせることです。

私がいなくなる前に、この子に出来る限り教えてあげなければいけない!という親の責任だけで、諦めずに突き進んでいます。

今の状況を見れば、不安は尽きません。私の子どもの場合は、現状だけ見れば「甘え」から来ているのではないか?と感じています。可能性は低いと思いますが、まだ見つけられていない、別の理由があるのか⋯。明確な答えはまだ見つかっていません。

このブログが、同じように不登校のお子さんの学習に悩む親御さんたちの、ほんの少しでも支えになれば嬉しいです。

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不登校育児
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