最近の地震や災害で、防災グッズを見直す方も多いと思います。
「携帯用トイレは用意したけど、長期の停電や断水時はどうしよう…」という方におすすめなのが、ダンボール簡易トイレです。
この記事では、100均グッズで作る自作方法と、ダイソーで買える便利な商品をご紹介します。
ダンボール簡易トイレのメリット
家にあるダンボールで作れるので、準備コストはほぼゼロです。
組み立ても簡単で、停電や断水など一時的な災害時でも使えます。携帯トイレだけでは対応しづらい、長期の使用や家族分の確保も可能です。
なにより、お金をかけずに作れるのが嬉しいポイントですね。
ダンボール簡易トイレの作り方│必要な材料と作り方
実際にダンボールを使用し、簡易トイレを製作してみました。
必要な材料(1人用目安)
必要材料は、ダンボール以外は100均で揃います。
- ダンボール(本体×2、蓋×1)
- ビニール袋(汚物袋・処理袋)
- 固まる凝固剤か、ペットシーツ
- ガムテープやOPPテープ

ダンボールは本体用に2枚、蓋用に1枚用意します。
ダンボールを二重にすることで本体の強度を出すため、大きなダンボールの中に小さいダンボールがすっぽり入るサイズが理想です。サイズは、自分が落ち着いて座れる程度のサイズが理想です。
ビニール袋は汚物袋と処理袋があると安心です。固まる凝固剤は携帯トイレ用のものでもペットシーツでも使えます。今回はペットシーツを使用します。
ビニール袋や処理袋はダイソーで10枚入り550円(税込)で購入できます。110円(税込)の1枚入りもありますが、10枚入りの方が断然お得です。

トイレ用の袋(黒)と凝固剤が、各10個入っています。
作り方
①ダンボールの底をテープで止め、大きい方のダンボールの中に小さいダンボールを入れます。

②次に天井面におおよそ25cm程度の穴を開けます。

③外側の大きい方のダンボールの天井面にも穴をあけます。

④蓋を作り、こちらも天井面に穴をあけます。

⑤本体と蓋の間に汚物袋を挟み袋の底にペットシーツを敷き、蓋をかぶせて完成です。ペットシーツは袋の中に敷き込むイメージで、液体を吸収してくれる役割があります。

成人女性が座っても壊れない程度の強度があります。

用を足したら凝固剤を入れて袋を縛り、使い終わったら袋ごと処理袋に入れます。
今回は、袋の中に敷いたペットシーツの吸収力を調査しました。


500ml全部垂らしてみましたが、なんと全吸収されました!

ペットシーツはパンパンに膨らんでいますので、500ml以上は厳しいかと思います。
また臭いが気になる場合は、穴の上にかぶせる蓋が必要です。
しかし、段ボールの特性上、湿気がたまりやすく不衛生になりやすいため、「ダンボール簡易トイレ」はあくまで一時的な使用にとどめることがオススメです。
100均の簡易トイレ(既製品)もチェック
自作もいいですが、すぐ使えるものならダイソーにもあります。不安な方は既製品を用意しておくと安心です。
ダイソーの緊急簡易トイレ(災害・断水・停電時)

水がなくても出来る、簡易トイレです。
汚物袋、処理袋、そして凝固剤がセットになっています。
- 汚物袋 65×50cm 1枚 (左の黒い袋)
- 処理袋 18×45cm 1枚 (右の白い袋)
- 凝固剤 1個

- 汚物袋を自宅の便座に取り付け、用を足します。
- 終わったら、汚物袋に凝固剤を入れます。
- 最後に、汚物袋を処理袋に入れるだけです。

自宅のトイレが使えない場合は、バケツでも代用できるので、長期の被災時に備えるならこのタイプが安心です。
セリアのトイレ凝固剤
簡易トイレと合わせて用意しておきたいのが、この凝固剤です。

7gの凝固剤が4袋入っています。排泄物に振りかけるだけで、しっかり固まるので、断水時にも活躍します。
ダイソーの簡易トイレにも凝固剤は入っていますが、凝固剤だけを多めに備蓄しておくと、より安心です。

ダイソーの携帯用ミニトイレ
次は、携帯用ミニトイレです。
パッケージを見ると、車の渋滞などで困ったときなどに使いやすそうな「コンパクトサイズ」です。

内容はこちらです。
白い袋と黒い袋が各1枚。

袋が2枚だけでした。凝固剤はありませんが、白い袋の中に、高分子吸収剤が入っています。

また、高分子吸収剤が出てこないように、口の部分には、ジッパーがついています。
男女兼用ですが、女性の場合は、白い袋の上を折り曲げて使用するそうです。

使い方は、白い袋の中に用を足します。終わったらジッパーをしめて、黒い袋に入れます。

女性が使用するのは、少し難しいかもしれません…。
本体容器はプラスチックで容量は300ccです。
このタイプはコンパクトなので、長距離移動の車の中だとあると便利です。
ダイソーの組み立て式「ダンボール簡易トイレ」
ダイソーではダンボールで作られた組み立て式トイレが販売されており、価格は550円(税込)です。

パッケージを見る限り、組み立ては簡単に見え、一時的な被災時でも使いやすそうです。体重も80キロまでは対応できます。
ただし、ビニール袋や凝固剤は別売りで、凝固剤はダイソーでは取り扱いがない場合があります。
実際に購入していないため、使用感や強度のレビューはできませんが、座れるトイレがあると安心という参考情報として紹介しています。
「自作」 vs ダイソーの組み立て式「ダンボールトイレ」の比較
分かりやすいよう表にまとめてみました!
| 特徴 | 自作 | ダイソー組立式(パッケージ情報) |
|---|---|---|
| 準備コスト | ほぼ無料 | 550円(袋・凝固剤別) |
| 組み立て | 自分で工夫が必要 | 説明書どおりで簡単そう |
| 安定感 | ダンボール次第 | パッケージ上では安定感あり |
| 携帯性 | かさばる | 比較的コンパクト |
まとめ│防災用に用意しておくと安心
ダンボール簡易トイレは、自作でも100均でも準備することができます。
停電や断水など一時的な災害には十分役立つでしょうし、携帯トイレと組み合わせて用意しておくと、防災時に心の余裕も生まれます。
しかし、ダンボールは水や湿気に弱く、臭い対策なども難しいため、長期の災害や長期保管には向きません。
また、収納しておくのにスペースを取ってしまいます。一時的な使用であれば問題はありませんが、長期間の使用を想定する場合は、収納や耐久性がしっかりした市販の簡易トイレを用意しておくことをおすすめします。
こちらは、踏み台としても利用ができ、使用しない場合は折りたたんで収納が可能です。
15年間の長期保管が可能ですので、いざという時は安心できますよ。


