サーモスの水筒「JOQ」は、パッキン一体型のまる洗ユニットで洗いやすく、食洗機対応なのも便利です。ただ、実際に使っていると「蓋が壊れた」「開かない」といったトラブルもあります。
私自身、以前使っていた水筒のパッキンを付け忘れたことがあり、子どものリュックがお茶まみれになったことがあります。
それ以来、「絶対にこのJOQの水筒はもれないよ」と子どもに伝えて購入しましたが、今度は蓋を締めすぎて開かなくなる問題が発生しました。
この記事では、蓋の耐久性や壊れやすい原因、開けにくいときの対処法、長持ちさせるコツまでを紹介します。
サーモスJOQ-480のまる洗ユニットとは
サーモスJOQはパッキン一体型のスクリュー式蓋を採用しています。メリットは次の通りです
- パッキンを取り付け忘れる心配がない
- 組み立てが簡単で、洗浄がスムーズ
- 全パーツが食洗機対応
パッキン一体型だから、子どもでも扱いやすく、洗い残しや漏れのリスクを減らせます。
JOQの蓋が「開かない」と言わせない！「閉め方」のコツ
JOQの蓋がきつくて開かない場合は、焦らずに以下を確認してください。
- 蓋を強く閉めすぎていないか
- THERMOSロゴを目安に、正しい方向で回す
- 無理に逆方向に回さない（ツメが折れやすくなる）
- 汚れや食べカスがツメやパッキンに挟まっていないか
実際に私もサーモスに問い合わせたところ、「蓋をきつく締めすぎているのが原因」と教えてもらいました。蓋を締める目安を意識するだけで、開かない問題はかなり防げます。
具体的な閉め方のコツをご紹介します。
①自分の正面にサーモスのロゴが来るようにします。
②蓋のツメがサーモスのロゴから見て、「11時の方向」になるように締めます。
上から見ると、ツメの位置は赤い三角内になります。
どうでしょうか？蓋を締めすぎていませんでしたか？
水筒の飲み口の「白い汚れ（カルキ・水垢）」の取り方
飲み口に白い水垢やカルキ汚れがつくことがあります。
この場合は重曹ではなく、90℃程度の熱湯をかけてふき取るのがおすすめです。熱湯で汚れを柔らかくしてから、清潔な布やキッチンペーパーで拭き取ります。
ポイントは、熱湯をかけたらすぐ拭くこと。放置するとお湯の跡が残ってしまいます。
JOQの蓋のツメが壊れた場合の交換方法
JOQの蓋やせん本体が壊れた場合は、以下で交換可能です。
- サーモス公式オンラインショップ
- 家電量販店、スーパー、ホームセンター
- Amazon、楽天、Yahoo!ショッピング
「ツメが壊れやすい」との口コミがネットでありますが、実はJOQのツメは旧タイプから新タイプへ改良されているんです。
調査したところ「壊れやすい」との口コミは旧タイプの使用の時が多い印象を受けました。
旧タイプがこちら↓
私自身はこちらを使用していますが、2年ほど使用していてもまだ一度も壊れていません。
新タイプはこちらです。↓
よく見ると、確かに破損しづらい形状に改良されているのが分かります。
JOQの蓋を長持ちさせるコツ
- 洗浄後は完全に乾かしてから組み立て
- パッキンやツメの劣化を定期的にチェック
- バッグ内での衝撃を避けるため、ボトルカバーやタオルで保護
衝撃が加わるとJOQに限らず、水筒は壊れやすくなってしまいます。
水筒をそのまま持っている方は、カバーを一つつけるだけでも水筒に対する衝撃が弱まりますので、つけることを推奨します。
こちらは、サーモスで販売されているカバーです。実際に使用していますが、底もしっかりしていて、側面にもクッション性があります。
使用感レビュー
- スクリュー式で漏れにくく、洗浄も簡単
- パッキン一体型で組み立てもストレスフリー
- 小学生以上なら扱いやすく、未就学児にはワンタッチ式の方が安心
小学校中学年以降であれば、使用はできると思いますが、「蓋の締めすぎ」を考えると、やはりワンタッチ式の方が子どもには安心です。
実は、タイガーの水筒で「食洗機OK、パッキン一体型、ワンタッチ式」の水筒があるので、今後購入予定してみようと考えていました。購入次第レビュー記事を書こうと思っています。
こちらの水筒です↓
まとめ
サーモス JOQの蓋は、パッキン一体型で洗いやすく、漏れにくい設計ですが、使い方次第で「開かない」「壊れやすい」といったトラブルが起こることがあります。
私自身も、子どもが以前使っていた水筒でパッキンを付け忘れ、お茶まみれになった経験があり、その経験からJOQを選びました。その際、蓋を強く閉めすぎる癖がつき、開かなくなる問題にも直面。サーモスに問い合わせて正しい閉め方を確認し、安心して使えるようになりました。
さらに、飲み口の白い汚れや水垢は、熱湯をかけてふき取ると簡単に落とせます。日々の手入れと正しい使い方を意識すれば、JOQは子どもにも大人にも安心して使える水筒です。
