マウスピースを毎日使っていると、洗浄の手間やコストが気になりますよね。専用容器や洗浄剤は少し高めなので、できれば手軽に、そして続けやすくしたいところです。
そこで今回は、100均で買えるマウスピース用容器や、入れ歯用洗浄剤をマウスピースに使えるかを実際に検証してみました。この記事を読めば、手軽にマウスピースを清潔に保つ方法がわかります。
100均にマウスピースの洗浄容器はあるの?
結論からいうと、100均で「マウスピース専用」として売られている商品は少ないですが、セリアで見つけたマウスピースケースは使いやすそうでした。
水切り用の内ケース付きで、洗浄後に乾かすときも便利です。深さもマウスピースを入れるのに十分で、置き場所にも困りません。
また、入れ歯ケースも代用として十分使えます。フタ付きで衛生的に保管でき、洗浄剤を入れてつけ置きするのも問題なしです。
マウスピースの洗浄に入れ歯用でも大丈夫?
インターネットで調べたところ、マウスピースに入れ歯用洗浄剤を使う人は多いようです。
私も実際に試してみましたが、たまに使う分には特に問題なしでした。
ただし、マウスピースはプラスチック製なので熱に弱く、変形することがあります。熱湯での消毒は避け、使用前に洗浄剤の注意書きを確認してください。
マウスピース用と入れ歯用の成分の違い
マウスピースと入れ歯の洗浄剤の成分に違いはあるのでしょうか?ここでは、具体的な違いを見てみましょう。
| 特徴 | マウスピース用 | 入れ歯洗浄剤 |
|---|---|---|
| 主成分 | クエン酸・重曹・酵素 | 酸化剤・界面活性剤・酵素 |
| pH | 弱酸性〜中性 | 中性〜弱アルカリ性 |
| 洗浄力 | やさしい | やや強め |
| 対象 | プラスチック・矯正装置 | 金属・アクリル樹脂義歯 |
入れ歯洗浄剤は洗浄力が強めなので、マウスピースに使用すると劣化の原因になる場合があります。
そのため「一時的な代用」として使うのがおすすめです。
100均容器での洗浄手順と感想
今回はセリアで購入した、入れ歯用のケースを使用してみました。

洗浄手順は簡単です。

容器にぬるま湯を入れます。

洗浄剤を溶かしてマウスピースをつけ置きするだけ。

つけ置き後に水で流すと、ほんのり爽やかなミントの香りが感じられました。
セリアのケースは深さやフタの使いやすさもあって、毎日の洗浄に無理なく使えます。
入れ歯ケースも十分ですが、マウスピース用の水切り付き内ケースがあるセリア製がより扱いやすい印象でした。
まとめ
- 100均にはマウスピース専用容器は少ないが、セリアのマウスピースケースや入れ歯ケースで十分代用できる
- 入れ歯用洗浄剤も、たまに使う分にはマウスピースにも問題なし
- マウスピースは熱に弱いプラスチック製なので、熱湯での消毒は避けること
手軽に、コスパよくマウスピースを清潔に保つなら、100均グッズでの洗浄はかなり使える方法です。


