サーモスの水筒の「まる洗ユニット」は、その便利さと使いやすさで多くの人に支持されています。
しかし、口コミをみてみると、「壊れた」などのネガティブな意見もありました。
実際に、このユニットの蓋は壊れやすいのでしょうか?
この記事では、実際に使用したユーザーの口コミやレビューを調査し、その耐久性や使い勝手について詳しく解説します。

私自身も、まる洗ユニットの水筒を使用しています。
一年以上使用していますが、今のところ壊れてはいません。
まる洗ユニットの特徴
「まる洗ユニット」は、サーモスの真空断熱JOQシリーズに搭載されている特徴的な機能です。
JOQを詳しく知りたい方はこちら↓

このユニットは、全パーツが食洗機対応で、水筒を洗う手前を大幅に減らすことができます。
また、パッキン一体型の設計により、とても洗いやすくなっています!

パッキンの取り外しがなく、食洗機が使えるのは助かります。
サーモスまる洗ユニットの口コミやレビューを調査
次に、口コミやレビューを調査してみました。
ユーザーの口コミとレビュー
口コミを調査したところ、洗うのが簡単である点や、食洗機対応の点については好評です。
耐久性に優れているという意見も、多く見られました。

実際に私もJOQ-480を使用していますが、壊れやすいとは感じたことはありません。
「まる洗ユニットは壊れやすい」との声も一部あり
しかし、一部の口コミでは、壊れやすいとの声もありました。
- この型のサーモスは、保温性は満点で飲みやすく、洗いやすいので使い勝手が最高です。しかし、唯一の欠点が、蓋部分にあるプラスチック製の突起が折れやすい
- 手がすべり、蓋をテーブルの上に軽く落としたら、蓋の中の爪が折れ、水筒が使えなくなりました。買ったばかりです。

ユニットのツメが、折れてしまうことがあるそうです。
不満口コミの原因を分析
ツメの部分が、折れやすいようですが、なぜ折れてしまうのでしょうか?原因になる点を挙げてみました。
- 蓋の爪部分がプラスチック製で、衝撃に弱い
- 日常的な使用による摩耗
- 蓋の開閉時に無理な力が加わる可能性がある
まる洗ユニットのツメはプラスチック製で、少し出っ張ってます。(画像右側)

その為、落としたりしてしまうと、ツメに衝撃が加わり壊れることもあるようです。
また、まる洗ユニットのツメは、蓋に取り付ける際に使用する重要なパーツです。
その為、度重なる蓋への取りツメに付けでツメに負担がかかるのかと思われます。
また、蓋の開閉の際にも注意しなければならなく、蓋をきつく閉めすぎた場合もツメに負担がかかるので、適度な力で閉める必要があります。蓋を閉めるときには、コツがあります。
蓋を閉める際の適度な力加減はこちらへジャンプ耐久性と使い勝手
「まる洗ユニット」の蓋は、メンテナンスを行うことで長期間使うことが出来ます。
また、蓋の開閉時に無理な力を加えないようにすることで、壊れにくくなります。
衝撃や落下が原因?破損の理由は?
ツメの破損の理由として、衝撃や落下が原因であることが多いと考えられます。
衝撃や落下
水筒を落としたり、強い衝撃を受けることで、ツメ部分やせんのパッキンが壊れることがあります。特に、硬い地面に落とした場合、ダメージが大きくなることがあります。
使用回数が多い
毎日のように使用することで、ツメ部分やせんのパッキンが摩耗しやすくなります。特に、開閉を繰り返すことでツメが劣化することがあります。
部品交換はどこ買える?ストアや注文方法は?
壊れてしまった場合の購入先です。様々なところで購入できます。
販売店での購入
サーモス製品を取り扱っているデパート、スーパー、ホームセンターなどの販売店で交換用部品を購入可能です。
サーモスオンラインショップ
サーモスの公式オンラインショップで交換用部品を検索して購入できます。全国一律550円の送料で5,000円(税込)以上送料無料です。下記URLから確認できます。

アマゾンや楽天での購入
アマゾンや楽天でも購入できます。
まる洗ユニットごと購入も出来ます。
せん本体のみでの購入も可能です。
サーモスまる洗ユニットを長持ちさせる方法
まる洗ユニットを長持ちさせるための使用方法です。
水筒や蓋の正しい洗い方と注意点
①水筒のすべてのパーツを取り外します。
②水筒本体の中を、ぬるま湯と中性洗剤で洗う
③蓋と栓本体も洗います。
④中性洗剤が残らないようにしっかりとすすぎます。
⑤水筒や蓋を逆さにして自然乾燥させます。完全に乾くまで再度組み立てたり蓋を閉じたりしないようにしましょう。
乾くのが遅いと感じた時は、エコカラットを使うと乾くスピードが速くなります。
JOQは全パーツ食洗機対応ですので、もちろん食洗機で洗ってもOKです。
蓋があけにくい場合のコツ
蓋を開閉する際には、無理な力を加えないようにしましょう。
また、蓋を回す際には、正しい方向に回して閉めすぎないように、注意します。
①THERMOSのロゴを正面にします。

蓋から見えるツメが10時〜11時のところで止めます。

上から見ると、赤いところにツメがくるようにします。

②12時の方向を超えてしまうと、蓋が開けにくくなってしまいます。
また、逆方向に無理に回すと、蓋やツメが壊れる原因となるので気をつけてください。
メンテナンス方法
①定期的な洗浄
せんやツメ部分は定期的に洗浄し、汚れや雑菌の繁殖を防ぎましょう。ぬるま湯と中性洗剤を使用し、柔らかいブラシやスポンジで丁寧に洗浄します。
また本体の方も、毎回食洗機を使用していると、食洗機の洗剤や水垢が付いてしまい、白い汚れが出てくる場合があります。

サーモスのお客様相談室に問い合わせたところ「変色部分に90度程度のお湯をかけて、すぐに乾いた布でふき取ってください。」との返答でした。
実際に試してみると、綺麗に汚れが落ちたので、変色した場合は試してみてください。
※ただし、お湯をかけた後すぐにふき取らないと、水滴の跡が残ってしまうので注意してください。
↓ちなみに、すぐにふき取らなかった場合は、このようになりました。

もし、水滴の汚れが残ってしまったら、もう一度お湯をかけてから、すぐにふき取ると綺麗に戻ると思います。
②パッキンの点検
パッキンが劣化している場合は、交換することをおすすめします。パッキンが劣化すると、密閉性が低下し、せんやツメに負担がかかります。

こちらの件もサーモスのお客様相談室に相談したところ
「サーモスのせん本体は消耗品の為、1年を目安に状態を確認して、ザラつきや損傷があった場合は、交換用部品のお買い求めをお願いしております。」
との回答をいただきました。
③乾燥
使用後はしっかりと乾燥させてから収納することが重要です。湿ったまま放置すると、カビや腐食の原因となることがあります。
水筒を早く乾かしたいときは、エコカラットが使いやすいです。

衝撃を避けるための持ち運びのコツ
衝撃を加えないようにすることも、長持ちさせるための秘訣です。
専用カバーやケースを使用する
水筒専用のカバーやケースは、衝撃を吸収し、落下やぶつかりから保護してくれます。
特にクッション性のあるカバーがオススメです。
サーモスのボトルポーチは底が固くなっており、下からの衝撃から守ってくれます。
バッグ内の配置に工夫する
バッグの中で水筒が動かないようにするために、他のアイテムとの間にタオルや布を挟むとバッグの中で動きにくくなります。
また、バッグインバッグも効果的です。これにより、移動中の衝撃を減らすことができます。
ボトルホルダーを使う
バックパックやショルダーバッグに付けることが出来るボトルホルダーに水筒を入れると、安定して持ち運ぶことができます。ボトルホルダーは、フィット感があり、落下づらっくなっています。
また、サイズ調整ができるので、350~600mlのペットボトルにも使用できます。