「先天性欠如歯」と聞いたことがありますか?
私は37歳なのに、乳歯が2本あります。
このように大人なのに乳歯があり、代わりの永久歯が生えてない状態を、「先天性欠如歯」と言います。
「先天性欠如歯」の原因は?
そもそも何で、大人なのに乳歯が残っているんでしょうか?
通常は、乳歯が抜ける際は、乳歯の下に永久歯があり、その永久歯が乳歯を押し出すことによって、乳歯が抜けます。
しかし、「先天性欠如歯」の場合は、乳歯を押し出す為の永久歯が生えてこないからです。
原因は遺伝などではないか?と考えられているようですが、
まだハッキリとは分かってないようです。
最近ではこの先天性欠如歯の人が増えてきているみたいで、
10人に1人の割合で、先天性欠如歯の人がいるそうです。
先天性欠如歯の読み方は?
先天性欠如歯は「せんてんせいけつじょし」と読みます。
先天性欠如歯の治療法は?
大人の先天性欠如歯の治療法は、3種類ほどあります。
- 部分入れ歯
- ブリッジ
- インプラント
上記の3種類が主な治療法でした。
それぞれの違いを調べてみました。
子供の場合は、矯正で足りない歯の隙間を調整出来ることもあるそうです。
歯医者さんで相談してみてくださいね。
部分入れ歯とは?
部分入れ歯は、人工の歯にバネがついており、そのバネを周りの歯に引っ掛けて固定するタイプの物です。
その為、周りの歯に負担がかかるので、数年するとぐらついて、抜かないといけなくなる可能性があります。
バネの部分が見えるかもしれないので、見た目が気になる方にはオススメできません。
ブリッジとは?
抜けた歯の両隣の歯の表面を削り、それを支えにして上から人口歯をかぶせるタイプ。
セメントで接着するため、取り外し不可です。
取り外しができないから、しっかりくっ付きます。
その為、「固いものでも自由に噛める」のがメリットです。
デメリットは、健康な歯を削らなければいけないので、そこが少し気になりますね。
見た目の違和感は少ないです。
インプラントとは?
ボルトのような金具を歯茎に埋め込み、それに人工歯を取り付けます。
手術が必要なため、治療期間が長く4~6ヶ月位。治療後も定期的なメンテナンスが必要になります。
ただ周りの歯を削る必要などないので、他の歯の負担がないです。
見た目は本物の歯に近いけれども、保険がきかないので価格が高くなります。
現在の治療法は、主にこの3種類になるようです。
もちろん、上記の治療をすぐできますが、かみ合わせに問題がない場合は、現在頑張っている乳歯をそのまま使っていても問題ないそうです。
私はかみ合わせに問題がなかったため、乳歯が抜けるまで、このまま使い続けようと思います。
37年間虫歯になりながらも、頑張ってくれている乳歯なので、もう少しこのまま様子を見ようと思います。
かみ合わせなどに問題がある方は、歯医者さんと相談してみてくださいね。
まとめ
永久歯が生えてこないなんて、困りものですね。
しかし、先天性欠如歯の方は増加しています。
自分で見ても乳歯なのか分からないので、歯医者に通ってない方は注意してくださいね。