任天堂スイッチで子供が遊んでると、割とすぐにジョイコンスティックが壊れてしまいますよね。
外側は綺麗なのに、買い換えるのは何だか勿体ない…。
ダメ元で修理してみたところ、意外と簡単に出来たので、安く済ませたい方や修理にチャレンジしたい方は、参考にしてみてください。
初心者でも安心してジョイコンのスティックを修理できるよう、必要な情報と手順を分かりやすく解説します。

私は、修理に関しては素人の普通の主婦です。
素人でもできたので、修理の方法さえ分かれば、簡単に出来ると思います。
※修理は自己責任となります。この記事を見て「難しそう」と感じた方は、修理屋さんか任天堂で修理してもらいましょう。
修理の出し方は、こちらの記事にまとめてあります。
自分で修理するメリット
自分で修理をすると、メリットがたくさんあります。
費用を安く抑えられる
修理業者に依頼するよりも、部品代だけで済むため、安く済みます。
時間を有効活用できる
修理業者を探したり、依頼する手間や待ち時間がありません。自分の好きなタイミングで修理できます。
スイッチのジョイコンスティック修理に必要なものは?
まず、ジョイコンのスティック修理をするにあたって、ドライバーなどの道具が必要です。
任天堂のゲーム機には、通常の精密機械用のプラスドライバーではなく、Y字ドライバーじゃなければ、開かないネジがあります。
必要な道具
- 交換用スティック
- Y字ドライバー
- プラスドライバー
- ピンセット
- ヘラ
- 静電気防止手袋

これは、絶対に必要なので購入しましょう!
ちなみに、通常の精密プラスドライバーであれば100均にもありますが、Y字ドライバーは100均では見当たりませんでした。
DCMなどもホームセンターなどにもありますし、アマゾンや楽天で購入すると便利です。

修理キットを購入する際は、必要なものが全部揃うものが便利です。
こちらの修理キットには、解説動画も付いているので、自分で動画を探さなくても大丈夫です!

どの動画を見ればいいのか分からない!ってことがありません。
そして、スティックが4個入っているのも、嬉しいですよね。
スティックのパーツは左右共通なので、左右どちらが壊れても対応出来ます!
あると便利なもの
- ネジを入れるための「仕切り付きケース」
- 予備ネジ(ネジが潰れた時の為)
スイッチのジョイコンスティック修理の注意点
まず、自分で修理をするとなると、任天堂の保証は受けられなります。
また、機械の分解が初めての人だと、中がどのようになっているかわからなとく不安だと思うので、事前にこの記事で、修理イメージをつかむとスムーズに作業が出来ると思います。
写真だとイメージが難しければ、YouTubeで検索してみると動画がありますので、分かりやすいと思います。
また、細かいパーツが多いので、小さな子供が近くにいない状況での作業がオススメです。
スイッチのジョイコンスティック修理の方法
それでは、修理していきます。
初めての方だと難しく感じるかもしれませんが、写真を見ながらゆっくりと修理すれば大丈夫です。

焦らず、ゆっくりやれば出来ます!
ネジが小さいので、無くさないように気をつけてくださいね。
ジョイコンのカバーを外す
まず、Y字ドライバーを使って、ジョイコンのカバーを外していきます。
ネジは4本あります。


Y字ドライバーは、ネジが潰れやすいので注意!
ただネジを回すわけではなく、ドライバーをネジに押し付ける気持ちで、ネジを回してください。
ネジがつぶれてしまったら、こちらの記事を参考にしてください。
ヘラを使って、ジョイコンのカバーを開けます。

カバーを外すと、SWITCHと接続する側に、短いケーブルが2本接続しています。

その為、勢いよく開けたりすると断線する可能性がありますので、開ける際はゆっくり開けてください。

ジョイコンのバッテリーを外す
次は、バッテリーを外します。テープで接着してあるので、へらを使って剝がします。

結構しっかりついているので、焦らずゆっくり外してみてください。
ジョイコンのバッテリー下のカバーを外す
バッテリーの下にあるカバーをネジで外します。ネジは3本です

カバーを外すと、Rボタンとところに短いケーブルが付いているのが分かります。

凄く短いので、カバーを外すときはゆっくりと慎重に開けてください。
断線が怖い方は、ケーブルを基板から外して作業した方が楽かもしれません。

しかし、アナログスティックの交換作業は楽になりますが、ケーブルを抜くと、戻すときは少し大変です。
ジョイコンのアナログスティックを外す
交換するべき、アナログスティックを外していきます。
まずは、へらを使いコネクタを上にあげてケーブルを抜きます。

あとは、ネジを2本とればOKです。

アナログスティックをこのまま替えようと思ったのですが、その前に、外のカバーと接続されているケーブルを念のため外しておきます。
外さなくても作業はできますが、ケーブルが断線すると怖いので、今回は外すことにしました。

2つともヘラを使ってコネクタを上にあげ、ケーブルを抜き取ります。
どちらのケーブルも同じ方向からヘラで持ち上げると、コネクタが上がります。
ケーブルが取れたので、アナログスティックを交換します。

アナログスティックのゴムが少し引っかかりますが、引っ張れば取れます。
あとは付け替えたら、手順をさかのぼって完了です。

お疲れ様でした!
修理後の確認と調整
修理が終わったところで、直っているのか確認しましょう!
動作確認
Switch本体の「スティック補正」機能を使用し、スティックが正常に動くのか確認します。実際にゲームをプレイしてみると分かりやすいと思います。
スティックの補正
必要に応じて、Switch本体の設定からスティックの補正をしましょう。
修理後の注意点
修理後で直ったとしても、スティックに強い力を加えないように注意しましょう。再度故障した場合は、修理業者に依頼することも検討してください。
よくある質問
『ネジを紛失した!』
こんな場合は、予備のネジを購入するか、修理業者に相談しましょう。
『組み立て後に動作しない場合は?』
ケーブルの接続や、ネジの締め忘れなどが考えられます。面倒ですが、もう一度分解して確認しましょう。
まとめ
ジョイコンの中は見慣れないので、初めてだと緊張しますが、工程自体は意外とシンプルです。
ドライバーでネジを外し、バッテリーを外し、スティックを替えて完了です。
注意点としては、ケーブルの断線やネジを潰すことはないように気をつけてください。
特に、Y字のネジは気をつけてても、潰れやすいです。
予備ネジが、あると便利ですよ。
また、一度修理道具を揃えると、次も使えるので長期的に考えるとコスパがいいです。
自分で修理ができそうな方は、参考にしてみてくださいね!
「自分のジョイコンを分解するのが怖い」という方は、メルカリなどでジャンク品を買ってみて、練習してからチャレンジしてみるといいかもしれません。
メルカリでジャンクの「ジョイコン」を探す