クローゼットの収納スペース、もっと有効に使えたらいいのに…と思ったことはありませんか?
そんなときに便利なのが、100均の突っ張り棒を活用した二段吊り収納です。
突っ張り棒で作る2段収納なら、簡単に作れて見た目もスッキリ。
さらに工夫次第で、子どもが自分で服を取れる“自立支援収納”にもなります。
ここでは、100均アイテムを使った突っ張り棒の二段収納の作り方や、実際に使ってみて感じたメリット、便利な活用法をご紹介します。
クローゼット二段収納とは?
「収納スペースが足りない…」と感じる人が多く、その解決策として注目されているのが、100均の突っ張り棒を使った二段収納です。
普通のクローゼットはハンガー1段分しか服を掛けられませんが、下にもう1本突っ張り棒を設置して二段収納にすると、使えるスペースが二倍に広がります。
棚を増やさなくても、突っ張り棒や洗濯竿を組み合わせれば、すぐに二段吊り収納が完成します。
私が試したのは、全長60㎝のS字フックと突っ張り棒の代わりに「物干し竿」を組み合わせた方法です。

子どもの120サイズの服では、裾が少し下段に干渉することがありましたが、小さめの服ならスムーズに掛けられました。
まずは100均突っ張り棒とS字アイテムで試してみる
100均では突っ張り棒やS字フックが簡単に手に入るので、二段収納を気軽に試すことができます。
ダイソーにはシンプルな白いS字フックがあり、私が見つけたものは全長55cm・耐荷重5キロのスチール製でした。


このS字フックの長さだと短めなので、小物類を掛けるのに適してると感じました。
このように、まずは100均の突っ張り棒とS字フックで二段収納を試してみると、自分のクローゼットに合ったサイズ感や配置のコツが分かります。
突っ張り棒で作る二段吊りのメリット
突っ張り棒で二段収納を作ると、クローゼットのスペースを有効に活用できます。
特に子ども服は数が増えがちなので、下段には子どもが普段着る服やバッグを掛け、上段にはお出かけ用や季節外れの服を収納すれば、使い分けがしやすくなります。
下段に子ども服を掛けておけば、子どもが自分で服を選んで取れるようになり、朝の身支度がスムーズに!
子供が自分で用意することで自立心を育てるのにも効果的です。
親の声かけが少なくて済むので、ストレスの軽減にもつながります。
さらに、100均アイテムで作れるのでコストがかからず、新しい家具を買う必要もありません。
設置も自由に調整できるため、季節や収納量に合わせて高さを変えられるのも魅力です。
実際に使ってみた感想
服だけでなく、帽子やバッグを掛けて収納できるのが便利でした。
ただし、軽量タイプの突っ張り棒だと厚手の服やバッグを掛けたときに少したわむことがあったので、耐荷重はしっかり確認しておく必要があります。または、耐荷重に対応している竿とS字フックに変更しましょう。
下段には軽めの服や小物を掛けると安心です。
見た目をスッキリさせたいなら山崎実業の「収納力アップ2段ハンガー」
我が家では100均のS字フックとステンレス製の物干し竿を使っていますが、見た目が少しごちゃつくのと、高さ調整できないため、子供が成長すると使いにくさが残りました。
その点、山崎実業の「収納力アップ2段ハンガー」は10㎝間隔で5段階の高さ調整が可能で、見た目もシンプル。
さらにサイドに帽子やバッグを掛けられるフックまで付いています。
100均の突っ張り棒収納はお試しに最適ですが、見た目や使いやすさを求める方には山崎実業の商品がおすすめです。
まとめ
100均の突っ張り棒で作る二段収納は、手軽に始められてコストも抑えられる便利な方法です。
まずは100均の突っ張り棒とS字フックで試してみて、物足りなければ山崎実業の「収納力アップ2段ハンガー」にステップアップすると良いでしょう。
二段収納にすれば、子どもも自分で服を取れるようになり、朝の準備がスムーズに。収納スペースが増えるだけでなく、毎日の生活も快適になりますよ。